(承前)
河田雅文さんの個展で重要な役割を果たしている琴似川。
決して大きな川ではないけれど、札幌という街の形成にあたって、とても重要な役割を果たしてきていると思う。
もちろん、札幌の母なる河といえば豊平川をおいてないわけだが、有島武郎の「生まれ出づる悩み」にあるとおり、豊平川は札幌のまち外れを流れる川であった。いちばん都心を流れる天然河川は琴似川とその支流なのだ。
いま
「琴似」
とい . . . 本文を読む
札幌の河田雅文さん、4年ぶりの個展。
4年前は、北円山にあったころのtemporary spaceで開かれたが、筆者は札幌にいないときだったので、見ていない。
会場の左側には、「マンション」とパチンコのチラシがびっしり貼ってある(余談だが、筆者はマンションという和製英語が大嫌いなので、このブログではほとんど一貫して高層住宅とか高層分譲住宅などと表記してある)。
マンションだけ、天地逆に貼 . . . 本文を読む
北海道を被写体にした詩的な写真でこの1、2年注目を集めている英国出身の写真家 Michael Kenna(マイケル・ケンナ)の展覧会が、来年釧路でひらかれるそうです。
彼のサイトに載っていました。
February 10 - March. Zeit Gallery, Tokyo, Japan
September - November. Kushiro Art Museum, Kushiro . . . 本文を読む