会場となっている道立近代美術館のサイトには
「幕末から明治維新後に北海道で活躍した功労者の揮毫や書簡など約50点を展観、開拓の歴史を回顧します」
とある。
「読売書法展 北海道展」のほうは、会場で入場券を買うまで知らなかったが、札幌パークホテルで19-23日に開かれるらしい。北海道書道展の会友作品とおなじ会場だ。1枚の入場券で、道立近代美術館とパークホテル、両方の会場に入ることができる。
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大地康雄(おおち・やすお)さんは札幌在住の独立美術会員、全道展会員。高校教諭を退職後、ことしで70歳になりますが、お会いするたびその若々しさに圧倒される思いです。
1965年に初個展を盛岡でひらいて以来、今回がじつに40回目だそうです。
会場でいただいた「個展40回の軌跡」によると、大地さんは後志管内岩内町で育った関係で、自然と、港の風景をテーマにしていたそうです。
1973年に札幌 . . . 本文を読む
フォトグラファーのかたわら美術展に作品を出品、近年は写真作品を数多く発表している札幌の山岸せいじさんが、知人に声をかけてひらいた展覧会。
提示したのは「光を編む」という言葉だけで、とくに作風の統一などをしたわけではない。にもかかわらず、多彩な作品(映像を組み合わせたインスタレーションを含む)が並び、しかも統一感のある会場になっていたのは、さすが山岸さんの顔の広さ、というか、人柄だなと思う。 . . . 本文を読む
(承前)
枚数が多いので、エントリを2つに分割した。
会場中央は鈴木高明「Equipment which knits memory blue flame」。
仰向けに置かれた白い等身大人形が網に入れられ、青い光で満たされている。人形の腹のあたりにはモニターが設置され、海浜の風景や女性の顔、列車の車窓風景などが流れていた。
この立体のおかげで、「光を編む」展が単なる写真展ではない、ユニー . . . 本文を読む