札幌市西区にあり、周辺に住む作家の企画展など、多くの個展をひらいてきたギャラリー山の手が、2009年6月末で閉まるそうです。
ことし12月6-20日にひらかれる「Xmasチャリティ」展のご案内はがきを見ていたら、そのような文言があることに気がつきました。
日曜休み、午後5時までと、決して行きやすいギャラリーではありませんでしたが、基本的にお金を払えば誰でも使用できる貸しギャラリーがほとん . . . 本文を読む
福地さんの版画展は2年前にも札幌市資料館で拝見している。
そのときは、正直言って、棟方志功の影響が強すぎる感じがした。
ただ、福地さんのすごいところは、どんどんうまくなっていることだ。
今回の個展でも、新しい方が整っているのは一目瞭然だと思った。
ことしの道展入選作はもちろん、比較的小さな作品でも「最年長メンバー」「サラダメロンの御神木」など、「おっ、うまいな」と思って制作年を確認すると . . . 本文を読む
(承前)
「コマーシャルフォト」元編集長の吉岡達夫さんプロデュースによる写真展。B室では、広告写真やミュージシャンの撮影など幅広く活躍している40代半ばの須崎祐次さんの写真展です。
こちらはすべて、中判カメラで撮ったモノクロのヌード写真。
といっても、カヌーと裸婦5人を組み合わせた「space noa ノアの箱舟」シリーズ(11枚)でも、裸婦はあまり大きく写っていません。
裸婦7人を、俯 . . . 本文を読む
「コマーシャルフォト」の編集長だった吉岡達夫さんのプロデュースによる写真展は、6月の大坂寛写真展につづき、ことし2度目となります。
今回は、さいとうギャラリーのA室とB室で、まったく毛色の違う写真家による個展となっています。
A室は1960年生まれ、伊豆の下田に住む斎門さんの個展。
斎門さんの写真の、最大の特色は、カラープリントを自力で行っていることです。
デジタルが急速に普及してきた . . . 本文を読む