(承前)
滝川で特急をおりる。
滝川は、美術自然史館に行くときはいつも自家用車なので、列車でおりるのは初めてである。
西友の撤退したあとのビルは、いくつかテナントは入ってるようだが、すこし痛々しい。
駅前の通りは「栄通」というようだが、失礼ながら、あまり栄えているようではない。
駅のすぐ横に中央バスのターミナルがあり、そこから新十津川役場行きのバスに乗る。客は小生をふくめ4人。
バスターミナルにめずらしい電話があった。
黒い受話器をあげると、いきなりタクシー会社につながるということだ。
新十津川は、JR札沼線の終着駅であるが、ここまできている列車は1日3本しかない。
滝川からは1時間に最低1本はバスが出ており、220円、十数分で着くから、札沼線で行くよりも圧倒的に便利である。
バスは市内を走った後、跨線橋(こせんきょう)をわたる。
と思ったら、JR函館線につづいて、道路を越え、石狩川を越え、河跡湖を越える-という、なかなか大がかりな橋であった。
川を越えるとそこは新十津川町である。
バスは新興住宅地のなかを走る。
ガーデンシティという名のようだ。
道内市町村のなかには、新興住宅地という概念の存在しないところのほうが多いだろうから
「新十津川、なかなかやるな」
といったところである。
おおかた住民は自家用車で滝川に通勤しているのだろう。
せっかくバスが走っているのに、停留所が雪で埋もれているところを見る限り、あまり利用されていないようである。
(この状態は、停留所の時刻表をたしかめた人が、冬の間ひとりもいないことを示している)
(この項続く。24日以降アップします)
滝川で特急をおりる。
滝川は、美術自然史館に行くときはいつも自家用車なので、列車でおりるのは初めてである。
西友の撤退したあとのビルは、いくつかテナントは入ってるようだが、すこし痛々しい。
駅前の通りは「栄通」というようだが、失礼ながら、あまり栄えているようではない。
駅のすぐ横に中央バスのターミナルがあり、そこから新十津川役場行きのバスに乗る。客は小生をふくめ4人。
バスターミナルにめずらしい電話があった。
黒い受話器をあげると、いきなりタクシー会社につながるということだ。
新十津川は、JR札沼線の終着駅であるが、ここまできている列車は1日3本しかない。
滝川からは1時間に最低1本はバスが出ており、220円、十数分で着くから、札沼線で行くよりも圧倒的に便利である。
バスは市内を走った後、跨線橋(こせんきょう)をわたる。
と思ったら、JR函館線につづいて、道路を越え、石狩川を越え、河跡湖を越える-という、なかなか大がかりな橋であった。
川を越えるとそこは新十津川町である。
バスは新興住宅地のなかを走る。
ガーデンシティという名のようだ。
道内市町村のなかには、新興住宅地という概念の存在しないところのほうが多いだろうから
「新十津川、なかなかやるな」
といったところである。
おおかた住民は自家用車で滝川に通勤しているのだろう。
せっかくバスが走っているのに、停留所が雪で埋もれているところを見る限り、あまり利用されていないようである。
(この状態は、停留所の時刻表をたしかめた人が、冬の間ひとりもいないことを示している)
(この項続く。24日以降アップします)