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帯広・冬の旅(1)

2023年02月20日 19時45分37秒 | つれづれ日録
 19日現在開催中の展覧会の案内状を、帯広から3通もいただいていたので
「帯広、行けたら行こう」
とは思っていた。

 ただ、わかる人はわかるだろうが、飲み会などの場合
「行けたら行く」
と言う人は、だいたい来ないのである。
 筆者も、18日は札幌でギャラリーを巡っているし、たぶんくたびれて19日は起きられないんじゃないかと思っていた。

 ところが、朝4時半に目がさめてしまったのである。
 倦怠感もほとんどない。
 仕事が絡まないと、こんなに疲れを感じないものなのか。
 自分の現金さにあらためて苦笑せざるを得ない。

 朝5時半過ぎ、まだ暗いなかを出発。
 地下鉄の一番電車に乗り、札幌駅へ。
 

 6時48分発の特急「おおぞら1号」の自由席に乗った。
 
 ここで失敗だったのは、食料を買わずに改札口を通ってしまったこと。
 4日の水漏れ事故で、札幌駅構内の売店2軒が休業中だったのだ。
 早朝だったのでファストフード店も開いていない。かろうじて、駅弁販売のブースが一つだけ営業していており、幕の内弁当を買い求めたが
「これで900円か」
という失望は禁じ得なかった。
 ホタテなども入っており、コンビニ弁当よりはバラエティに富んでいるといえばいえるが…。

 自動販売機で茶を買おうとすると、500ミリリットル入りPET ボトルは170円。
 高いのに驚き、少ないほうを選んだ。
 
 
 新得に8時49分着。
 ここで、特急を降りて、普通列車帯広行き(2549D)9時25分に乗り換える。

 跨線橋こせんきょうを渡って3番ホームに行くと、H100系ディーゼルカーが止まっている。
 しかし、半自動ドアがあくようになるまで15分以上かかった。
 きょうは氷点下一桁と、比較的暖かかったから良かったが、ふだんの朝なら凍えていただろう。

 新得駅を出たときは、筆者のほかに乗客は2人だけだった。
 ところが、十勝清水駅と芽室駅で大勢の子どもや大人が乗り込んできて、10人以上が立つほどになった。

 都会の通勤ラッシュ時に客が立つのはふつうのことだが、こんなローカル線の午前の鈍行ですわれないとは、意外なこともあるものだ。




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