後半の3枚は、テーブルの上で回転し続けていた。ReguReguは、人形アニメーションなどを手がける2人組で、これまで、オリジナル作品や、ロックバンドのbloodthirsty butchers のミュージックビデオなどを制作している。
飴屋さんは、先日NECCO で開かれた「森で出くわしたくないもの」展で作品を見た。昭和の怪奇漫画や見世物小屋の看板のような独特の画風だった。
この2人+1人が、どういう役割分担でこの部屋を作り上げたのかは、よくわからない。ReguReguの2人が、ぬいぐるみを作ったのではないかと推察されるが、確定的なことは言えない。
会場にはのん気な音楽が流れており、猫がチューバを吹いたり、くまなどが太鼓をたたいたりしているのは、その音楽の演奏をしているのだろうか。
「かわいさ」と「おぞましさ」の、絶妙なまでの同居。
古いように見えて、新しくも見える不思議な世界が、古い建物の一角に展開されていた。
2014年4月30日(水)～5月12日(月)午後1時～10時半、火曜休み
ギャラリー犬養（札幌市豊平区豊平3の1 http://galleryinukai.com/ ）
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■森で出くわしたくないもの展 （2014年3月) ＝飴屋さん出品
・地下鉄東西線「菊水」から約600メートル、徒歩9分
・中央バス「豊平橋」から約140メートル、徒歩2分（ただし、途中に低い柵あり。いったん豊平2条通まで回ったほうがいいかも）
・地下鉄東豊線「学園前」1番出口から約1キロ、徒歩13分
