札幌出身、神奈川県在住のイラストレーター、かおかおパンダさんの絵が、市交通局がウィズユーカードに採用され、キオスクや定期券売り場で発売中であることは、札幌の方ならご存知かと思います。
1000円(使える額は1100円)、3000円(同3300円)、5000円(同5500円)、10000円(同11500円)の4種類あるんですが、もう売り切れてしまったキオスクも多いみたいですね。
今回のカード発売を記念して、ことし5月に澄川から都心のKT3条ビル(旧HBC3条ビル)1階に移転してきたばかりの雑貨屋さん「ティンク」で、かおかおパンダフェアがひらかれています。
お店の壁には、かおかおさんの絵がびっしり!
1月、4プラホールでひらかれた個展の時には展示されていなかった新作がたくさん展示されています。
ブタや象などの動物を描く元気の良い線、まばゆいばかりの色使い…。
段ボールを支持体にしているのも独特です。
身近な人への感謝の気持ちとか愛情とか、そういう素直でのびやかな気持ちが、画面からつたわってくるようです。
絵のほかに、直接ペイントしたTシャツやキャップ、スニーカーも。もちろん、1点モノということになります。
「彼女の場合、なんでも作品になっちゃうんですよー」
と、ティンクの伊藤雄司さん。
ポストカード、ノート、カンバッジ、シールといったグッズ類もたくさん販売されています。
ウィズユーカードの原画4点は、カウンターの上のほうにならんでいました。
カードのためにかきおろしたそうです。
想像してたのより、小さいですね。
せっかくなので、実物の10000円カードの画像ものっけておきます。
ところで、ティンクには初めて入りましたが、なかなかたのしい雑貨屋さんです。
三条ビルも改装できれいになりました。
もともと、美術書に力を入れている古本屋の亜本屋や、北海道画廊などが入居しているので、美術ファンにはわりとおなじみのビルだと思うのですが、これで若い人も行きやすくなるかな。
伊藤さんにお聞きしたところ、かおかおさんは、札幌でけっこう大きなお仕事の話があったんですが、とりやめになっちゃったらしいんですね。
「じゃ、かおちゃん、どんな仕事だったらしたいの?」
と、伊藤さんが尋ねたところ、かえってきた答えがウィズユーカードだったとのこと。
交通局に打診したら、前向きな回答があったのだそうです。
ふむふむ。これって、札幌のアーティストが交通局に売り込んだら、採用されることもアリってことでしょうか。
いろーんな人の作品がウィズユーカードになったらすごく楽しいと思うんですけど。どうすか、上田市長?
やっぱりギャラリー・美術館まわりは、地球にやさしい公共交通機関でいきたいもんです。よね?
07年6月26日(火)-7月16日(月)11:00-19:00、月曜休み(最終日は営業)
ティンク(中央区南3西2 KT3条ビル=旧HBC3条ビル)
カードのデザイン、たしかにいまの「Happyチェック」はもう、いささか飽きてきたので、なにか斬新なデザインのが見たいなあ。
若者よ、プレゼンに行け!(とけしかけてみる)
今後、札幌出身のアーティストのウィズユーカード、どんどん実現になると思いますよ!
交通局担当者もそうなれば良いなぁ~という反応でしたもの。どんどん楽しくなれば良いですね!
こちらは毎日更新しているので、またいらしてください。
ウィズユーカード、まだ在庫あるかなあ。。。
また、お時間のあるときに寄っていただけると嬉しいです。
かおかおパンダさんの色使いや作風~とっても暖かみがありますね。
ウィズユーカード・・キオスクで探してみますね。