北海道美術ネット別館

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07年10月29・30日(1) 音楽処に入ってみた

2007年10月30日 23時21分26秒 | つれづれ日録
 
 29日は休日。
 どうしたものか、体がだるくて、終日寝ていた。




 30日は仕事。

 バスをおりて、狸小路の2丁目を歩いていたら、「音楽処(どころ)」の看板がわたしを呼んでいるような気がしたので、はじめて入ってみた。

 感動その1。
 北海道のインディーズのベストテンの棚がある!

 その昔、自主制作盤を出すというのはたいへんなことだったし、作っても流通の場がごく限られていた。
 こういうマチのCDショップで、そこらへんのにーちゃんねーちゃんが作っているアルバムが、ふつうに売られるようになったのだ。
 これ自体は、すごく良いことだと思う。

 感動その2。
 SOPHIA(ソフィア)のでかい看板が店内に立っていた。
 いやー、松岡君たち、義理堅いなあ。

 事情をご存じない方のためにちょっと書いておく。
 ソフィアというのは90年代から人気のあるロックバンドだが、無名のころにはマルサ2(現パルコ別館)の上にあった大型CD店「玉光堂 PALS 21」にお世話になったとして、同店を大事にしており、閉店する日にはわざわざ駆けつけたほど。音楽処は、同店の店長だった人が独立して始めたお店なのだ。

 なんだか気分が良くなって、ソフィアの新譜ではなく、安かったエンヤの輸入盤、道内インディーズ・ベストテンの6位に入っていたレゾンデトール(これはジャケ買い)、ソウルフラワーユニオンの「シャローム・サローム」と、3枚も買ってしまった。

 この3年ほどで音楽とすっかり遠ざかってしまった感じがする。
 もっとも大きな要因は、自宅のCD置き場が満杯になってしまい、もはや空きがないことであろう(いや、トシをとってしまったことか)。

 次いで、ラルズプラザの8階でひらかれている「絵画バザール」をのぞく。

 先日の道新に大きく出ていた、神田日勝の未発表作もあったが、すでに売約済みの札がはられていた。
 木田金次郎の、見たことのない絵もあった。2602年作、とあったので、かなり早い時期と思われる。また、坂本直行のわりと大きな風景画の油彩もあった。坂本直行は、出ているものは多いが、大半は色紙とか淡彩なので、これは上作だと思う。いずれも売約済みだった。

 とにかくいろんな絵があり、しかも安いので、好きな人は見てみるのも一興かも。
 11月6日まで。

 外に出てみると、100円ショップ「キャン・ドゥ」の撤退したあとに、BOOK OFFが開店準備していた。
 電車通りの西6丁目にある店が移転してくるようだ。

 南1西2のドトールコーヒーがあった場所(らんたんビル1階)にはいつのまにかリーガルシューズが入店しているし、札幌のマチは変化が早い。 

(長くなったので別項に


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