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小樽→札幌。2024年6月14日その4

2024年06月16日 13時00分18秒 | つれづれ日録
(承前)

 次の目的地は、市立小樽美術館のミュージアムショップです。
 先日、購入するのを忘れた「SEVEN DADA'S BABY 再考」展の図録を買い求めるためです。

 国道5号まで出てバスに乗るか(本数が多いのでそれほど待たずにすみそうです)、1.8キロの道のりを歩いていくか、迷いました。
 先ほど来た道を戻って、ひたすら真っ直ぐに歩くことにしました。突き当たりにあるのが、目指す美術館・文学館なのです。
 古い家の多い小樽の街並みは、歩くと心がホッとします。

 図録を買って、次の目的地「フリーランス」へ。
(旧手宮線沿いを歩きながら、会社と仕事の電話をしていました)
 
 毎年恒例の「今年の小樽の桜の写真展」が16日まで開かれています。

 実は、この老舗のジャズ喫茶に入るのは初めて。
 入り口で、写真展ですねと聞かれ、2階へと促されました。
 このまま、なにもオーダーせずに、見て帰れそうな雰囲気でしたが、それも悪いので、クリームソーダを飲むことにしました。700円。

 喫茶店オーナーの神田泰行さんや、佐々木郁夫さんといった小樽写真同好会のベテラン勢、伊藤也寸志さん、小樽商大生が、小樽市内各所で撮ったたくさんの写真が壁面を埋め尽くしています。
 奥沢、南小樽駅周辺、長橋のなえぼ、入船など、ほんとうにいろいろな場所の花に、レンズが向けられています。
 薄暗い1階とは打って変わって、明るくはなやかな空気がいっぱいでした。

 2階にはほかに女性客がひとりいました。 
 

 クリームソーダが到着してすぐ、市立小樽美術館市民ギャラリーの小樽美術協会展を見忘れていたことに気づきました。

 美術館の建物に戻り、1階奥のギャラリーへ。
 全点絵画で、左側がおもに抽象、右側が具象というおおまかな区分で展示されていました。小樽の絵画を代表する描き手がそろい、なかなか見応えがありました。16日まで。


 帰路は、すわれる確率の高そうな都市間高速バスに乗ることにしました。
 車内でケータイが2度も鳴るので、やむを得ず円山第一鳥居で降りて、折り返し電話をかけました。
 円山公園駅から地下鉄東西線に乗り、帰宅しました。

 この日は5カ所のギャラリーなどに立ち寄りました。

(この項続く) 


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