たいへん見ごたえのある展覧会でした。
腰をすえて感想を書いている時間がないので、とりあえず出品作リストだけアップします。
ただ、一言いえるのは、オープニングパーティで「かつて道立近代美術館でひらかれていた『北海道現代美術展』を思い出させる」という発言が複数あったのですが、それって裏を返して言えば、21世紀に入ってからの同館が
「北海道の美術の現在を見せる」
展示をやっていないことなんじゃないかと。
出品作は次のとおり。
川口浩「8月の風景」
佐藤武「雨上がり I」「雨上がり II」
川畑盛邦「'06-2 風景」
黒阪陽一「庭の木馬」「ふたり」
羽山雅愉「朝光・小樽」
森山誠「memory 05-2」「卓上 05-8」
西田陽二「微光(二人)」「白い部屋の二人は」
柳田昭「樹影」「饗宴」
野田弘志「TOKIJIKU XXXIII-ANKOLE LONG HORN」「THE 4」
西房浩二「バレオ」「白い陽」
宮川美樹「刻 I」「刻 II」
伊藤光悦「SODOM」「TAKE OFF 2005」
福井路可「昨日の雨、明日の風」「雨の記憶、…、明日の風」
輪島進一「アダージョ」「生のリズム」
矢元政行「夢想都市」「夢想都市(増殖中)」
茶屋雄司「変わりゆくもの」(同題2点)
武石英孝「窓辺」「午睡」
東誠「TUMA」「Justica 1」
門屋武史「青い月の夜」「流転する日」
越智紀久張「春の古城 I」「春の古城 II」
阿部国利「最後のマスク」「未来の限定」
鈴木秀明「ラザロの復活」
鉢呂彰敏「仄(HONOKA)」
今泉真治「御鉢平」
小林麻美「Kalaidscope」「近所が近所でなくなる時の」
吉川聡子「銀花」「アメアガリ」
小島和夫「門」「復活祭」
板谷諭使「種」「流れる声」
高幣佳代「待つ」(同題2点)
平向功一「トロイ~思惑の行方」「ジョバンニ卿の旅支度」
安田祐三「変わらぬもの」「北の森の主」
北口さつき「声を聞く」
長内さゆみ「枯葉」
中村哲泰「風景・生」
久野志乃「ひとりの庭で」「光の測量」
高橋正敏「地上-緋色の闇へ-」「地上-豊穣の朝に-」
奥野侯子「空」「鏡」
村上陽一「石の船」(同題2点)
高松秀人「二軒の家」「旧道」
長谷川雅行「貝のある生物」
藤井高志「母のいる風景」
渡辺貞之「黒い羽の天使(修理ゴッコ)」
堀忠夫「立ち話し(エルジュムにて)」
斉藤矢寸子「卵形都市-漂白05」「卵形都市-漂白06」
西田靖郎「巡礼」(同題2点)
加藤博希「ぴんくのかたつむり」
11月23日(木)-12月3日(日)
道立近代美術館(中央区北1西17 地図D)
腰をすえて感想を書いている時間がないので、とりあえず出品作リストだけアップします。
ただ、一言いえるのは、オープニングパーティで「かつて道立近代美術館でひらかれていた『北海道現代美術展』を思い出させる」という発言が複数あったのですが、それって裏を返して言えば、21世紀に入ってからの同館が
「北海道の美術の現在を見せる」
展示をやっていないことなんじゃないかと。
出品作は次のとおり。
川口浩「8月の風景」
佐藤武「雨上がり I」「雨上がり II」
川畑盛邦「'06-2 風景」
黒阪陽一「庭の木馬」「ふたり」
羽山雅愉「朝光・小樽」
森山誠「memory 05-2」「卓上 05-8」
西田陽二「微光(二人)」「白い部屋の二人は」
柳田昭「樹影」「饗宴」
野田弘志「TOKIJIKU XXXIII-ANKOLE LONG HORN」「THE 4」
西房浩二「バレオ」「白い陽」
宮川美樹「刻 I」「刻 II」
伊藤光悦「SODOM」「TAKE OFF 2005」
福井路可「昨日の雨、明日の風」「雨の記憶、…、明日の風」
輪島進一「アダージョ」「生のリズム」
矢元政行「夢想都市」「夢想都市(増殖中)」
茶屋雄司「変わりゆくもの」(同題2点)
武石英孝「窓辺」「午睡」
東誠「TUMA」「Justica 1」
門屋武史「青い月の夜」「流転する日」
越智紀久張「春の古城 I」「春の古城 II」
阿部国利「最後のマスク」「未来の限定」
鈴木秀明「ラザロの復活」
鉢呂彰敏「仄(HONOKA)」
今泉真治「御鉢平」
小林麻美「Kalaidscope」「近所が近所でなくなる時の」
吉川聡子「銀花」「アメアガリ」
小島和夫「門」「復活祭」
板谷諭使「種」「流れる声」
高幣佳代「待つ」(同題2点)
平向功一「トロイ~思惑の行方」「ジョバンニ卿の旅支度」
安田祐三「変わらぬもの」「北の森の主」
北口さつき「声を聞く」
長内さゆみ「枯葉」
中村哲泰「風景・生」
久野志乃「ひとりの庭で」「光の測量」
高橋正敏「地上-緋色の闇へ-」「地上-豊穣の朝に-」
奥野侯子「空」「鏡」
村上陽一「石の船」(同題2点)
高松秀人「二軒の家」「旧道」
長谷川雅行「貝のある生物」
藤井高志「母のいる風景」
渡辺貞之「黒い羽の天使(修理ゴッコ)」
堀忠夫「立ち話し(エルジュムにて)」
斉藤矢寸子「卵形都市-漂白05」「卵形都市-漂白06」
西田靖郎「巡礼」(同題2点)
加藤博希「ぴんくのかたつむり」
11月23日(木)-12月3日(日)
道立近代美術館(中央区北1西17 地図D)
息をつめて見入ってしまいました。
印象的な作品がたくさんありましたが、
「最後のマスク」と「未来の限定」という
作品の前で動けなくなってしまいました。
今年は近藤みどり展で思いがけなく絵画の存在感に打たれ
平面であるはずの絵画に広がる奥行きの深さを
改めて発見した一年でした。
絵画に限らずですが、たくさんの作品に出会って
元気をもらったり、新しい考えが広がる機会を
もらえたことに感謝です。
北海道美術ネットにありがとう!!です。
「具象の新世紀」展は、とても見ごたえのある展覧会でしたね。
阿部国利さんの絵は一度見ると忘れられない、底知れぬ強さを秘めています。
ことしも、おもしろい展覧会にたくさん出会いたいものだと思います。
ことしもよろしくお願いいたします。