札幌に藤窯をひらいている陶芸家、中村さんの個展。デパートなので、茶器が中心で、茶碗など日常の器もあります。銀彩、抜き絵、象嵌など、いろいろな技法を駆使しているわりには、おちついた灰白色の器が多く、統一感があります。
陶板もいくつか壁にかかっていました。「追憶」「エーデルワイス」など。陶芸作品としてはめずらしく叙情性が感じられます。
ボンボニエールとは、西洋風の香合なんでしょうか。
カタクリの絵のついたふたをあけると、その裏側に
「かたくりには微風がよく似合う」
と藍色の字で書かれていました。
ちょっと異彩を放っていたのが、端っこにならんでいたご飯茶碗。黄瀬戸よりは淡い黄色を帯びていて、これでご飯をいただくとおいしそうです。
8月22日(火)-28日(月)10:00-20:00(最終日-17:00)
三越札幌店(中央区南1西3 地図B)9階ギャラリー
なお、10階では、大がかりな美術展もひらかれています。三越らしく、ピカソ、ロダンなどもあります。
今回目立ったのはブラマンク。例によって早いタッチの風景画がならんでいます。「冬景色」3150万円、「風景の中の家」1785万円。
となりにあった梅原龍三郎「薔薇園」が2100万円。
やっぱり、日本の絵画の価格って、おかしいですな。
これで、梅原のほうが優品ならまだしも、晩年の走り書きのような油彩ですから。
陶板もいくつか壁にかかっていました。「追憶」「エーデルワイス」など。陶芸作品としてはめずらしく叙情性が感じられます。
ボンボニエールとは、西洋風の香合なんでしょうか。
カタクリの絵のついたふたをあけると、その裏側に
「かたくりには微風がよく似合う」
と藍色の字で書かれていました。
ちょっと異彩を放っていたのが、端っこにならんでいたご飯茶碗。黄瀬戸よりは淡い黄色を帯びていて、これでご飯をいただくとおいしそうです。
8月22日(火)-28日(月)10:00-20:00(最終日-17:00)
三越札幌店(中央区南1西3 地図B)9階ギャラリー
なお、10階では、大がかりな美術展もひらかれています。三越らしく、ピカソ、ロダンなどもあります。
今回目立ったのはブラマンク。例によって早いタッチの風景画がならんでいます。「冬景色」3150万円、「風景の中の家」1785万円。
となりにあった梅原龍三郎「薔薇園」が2100万円。
やっぱり、日本の絵画の価格って、おかしいですな。
これで、梅原のほうが優品ならまだしも、晩年の走り書きのような油彩ですから。
貴族などが慶事などの際参加者に渡すおみやげとしてボンボンを入れる容器として銀や磁気製のものが喜ばれるようです。
それ自身美術品的要素が高いもので、西洋アンティークでは人気がある商品です。
カタクリの模様の容器は清楚で美しいでしょうね。
梁井さんいらしたときは早めに会場引き上げ留守していまして失礼しました。今年は暑くて窯たきの日など地獄でした。
ありがとうございます。
「ボンボン」からきていることばなのですね。
>中村照子さま
「蓋物が大好き」
なんとなく、わかるような気がします。
小生が訪れたのは閉店間際の時間帯でしたので、お気になさらぬよう。
真夏の個展、お疲れさまでした。