(承前)
筆者が乗った快速エアポート162号は、ロングシートの車輛だった。
エアポートのロングシートは初めてで、なんだか江別行きとかほしみ行きなどのようで、旅立ちの列車のような感じがしないなあ~などと思っていたら、前に列車がいるとかの理由でのろのろ運転を始め、新千歳空港にはおよそ10分遅れて到着した。
焦ったのは筆者である。
ふだん乗っているAIR DOとは、乗り場も反対方向である。
乗り場に走っていくと、搭乗手続きの場所は反対側であることがわかる。
自動チェックイン機で手続きをしようとして、番号を入力するが、機械が受け付けない。搭乗終了の出発15分前が迫る。
何度やってみてもだめなので、係員に事情を話す。
名前を告げてクレジットカードを渡すと、存外スムーズに搭乗の手続きができた。
搭乗口でも係員に「ポケットに入っているのはなんですか」と聞かれた。ただのメモ帳なのに…。
新千歳19:30発羽田行きの日航機ボーイング737-800はほぼ満席だった。
筆者の座席は3列シートの真ん中で、両端がきつかったが、なぜか前は間隔があいていて(シートピッチがとても広い)、それは楽だった。
羽田空港から品川までは京浜急行の快速特急。
京浜蒲田の次は品川まで止まらないのは助かるが、ロングシートなのはどうも快特らしくない。しかも品川でとまらず、都営浅草線に乗り入れるという。
品川で降りたら、日立行きの特急ひたちがぎりぎり間に合う時間帯。
しかし品川発の特急ひたちは、混雑しているような気がして、上野発の特急「ときわ」のきっぷを買うことにした。
品川から上野まで移動し、上野の駅ナカで夕食をとることにした。
すぐに「国産二八蕎麦 蕎香」という店が目に入った。
駅だが、立ち食いではない。
そして、野菜かき揚げそばのうまさにびっくりした。麺は、さらしなではなく、そば粉の味がしっかりとしている。
もちろんこれ以上うまい、本格的なそば屋はほかにもあるだろう。
しかし、駅ナカで、これほどのそばに出会えるとは思っていなかった。
つい、せいろをもう1枚お代わりしてしまった。
20:30発「ときわ83号」に乗車。
ところで、常磐線の特急はすべて指定席である。自由席はない。
しかも指定席なのに座席を決めずに乗車できる。
これはどういうことかというと、全座席の上に、色の変わるランプがついていて、この座席が予約ありかなしか、一目瞭然なのだ。
赤いランプがついていればそこは空席で、座席を決めていない人も安心して座れるというシステムになっているのである。
まあ、もともとJRの特急は、指定席が基本なんだが、このシステムはすごい。
座席は半分ほどが埋まっていた(つまり、窓側だけ人がすわっている状態)が、水戸で大半がおりた。
日立に着いたのは22:14。
駅前で多少道に迷いながらも、ホテルウィングインターナショナル日立に無事到着し、チェックインしたのであった。
26日は、茨城県北芸術祭を回る。
とうてい1日ではすべて見ることは不可能で、ダイジェスト版になるが、それでも楽しみだ。
筆者が乗った快速エアポート162号は、ロングシートの車輛だった。
エアポートのロングシートは初めてで、なんだか江別行きとかほしみ行きなどのようで、旅立ちの列車のような感じがしないなあ~などと思っていたら、前に列車がいるとかの理由でのろのろ運転を始め、新千歳空港にはおよそ10分遅れて到着した。
焦ったのは筆者である。
ふだん乗っているAIR DOとは、乗り場も反対方向である。
乗り場に走っていくと、搭乗手続きの場所は反対側であることがわかる。
自動チェックイン機で手続きをしようとして、番号を入力するが、機械が受け付けない。搭乗終了の出発15分前が迫る。
何度やってみてもだめなので、係員に事情を話す。
名前を告げてクレジットカードを渡すと、存外スムーズに搭乗の手続きができた。
搭乗口でも係員に「ポケットに入っているのはなんですか」と聞かれた。ただのメモ帳なのに…。
新千歳19:30発羽田行きの日航機ボーイング737-800はほぼ満席だった。
筆者の座席は3列シートの真ん中で、両端がきつかったが、なぜか前は間隔があいていて(シートピッチがとても広い)、それは楽だった。
羽田空港から品川までは京浜急行の快速特急。
京浜蒲田の次は品川まで止まらないのは助かるが、ロングシートなのはどうも快特らしくない。しかも品川でとまらず、都営浅草線に乗り入れるという。
品川で降りたら、日立行きの特急ひたちがぎりぎり間に合う時間帯。
しかし品川発の特急ひたちは、混雑しているような気がして、上野発の特急「ときわ」のきっぷを買うことにした。
品川から上野まで移動し、上野の駅ナカで夕食をとることにした。
すぐに「国産二八蕎麦 蕎香」という店が目に入った。
駅だが、立ち食いではない。
そして、野菜かき揚げそばのうまさにびっくりした。麺は、さらしなではなく、そば粉の味がしっかりとしている。
もちろんこれ以上うまい、本格的なそば屋はほかにもあるだろう。
しかし、駅ナカで、これほどのそばに出会えるとは思っていなかった。
つい、せいろをもう1枚お代わりしてしまった。
20:30発「ときわ83号」に乗車。
ところで、常磐線の特急はすべて指定席である。自由席はない。
しかも指定席なのに座席を決めずに乗車できる。
これはどういうことかというと、全座席の上に、色の変わるランプがついていて、この座席が予約ありかなしか、一目瞭然なのだ。
赤いランプがついていればそこは空席で、座席を決めていない人も安心して座れるというシステムになっているのである。
まあ、もともとJRの特急は、指定席が基本なんだが、このシステムはすごい。
座席は半分ほどが埋まっていた(つまり、窓側だけ人がすわっている状態)が、水戸で大半がおりた。
日立に着いたのは22:14。
駅前で多少道に迷いながらも、ホテルウィングインターナショナル日立に無事到着し、チェックインしたのであった。
26日は、茨城県北芸術祭を回る。
とうてい1日ではすべて見ることは不可能で、ダイジェスト版になるが、それでも楽しみだ。
(この項続く)