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真鍋庭園から北見へ帰る 帯広への旅(10)

2011年07月25日 23時03分57秒 | つれづれ日録
(承前)

 「帯広への旅」シリーズが終わらないと、次のシリーズに進めないので、この回で切り上げる。

 真鍋庭園の入り口にある「カフェテリア ブルー・スプルース」では、BOX ART展を、5月28日~9月4日(10~5時)に開いている。
 この期間中、真正閣では、週替わりで個展やグループ展を開催しているのだが、このBOX ART展では、全出品作家の小品を見ることができる。
 また、関口好文、中谷有逸、米山将治の3氏が賛助出品している。

 同時に、週替わりの展覧会の案内はがきを入手できるし、各作家のポートフォリオ(略歴や、過去の展覧会の資料などを挟み込んだファイル)を手に取って見ることができるのはうれしい。

 また、催しの日程なども告知している。
 筆者の文字が大きくて、ちょっと恥ずかしい。

 真鍋庭園の中は入場料が必要(一般500円、小中学生200円、パスポート1200円)だが、このBOX ART展は無料で入れる。


 会場では、米山さんにお会いすることができた。
 米山さんは、流木を使ったインスタレーションなどで知られ、十勝の現代美術の草分け的な存在である。
 80年代に北見、帯広、札幌、旭川の4市で同時多発的に展開された現代美術展「サーキュレーション」の図録をいただいた。ありがとうございます。

 また、ギャラリー門馬の大井さんにもばったり会った。
 彼女を乗せて帯広駅まで行った。
 



 六花亭の近くで家族を拾い、帰路につく。

 行きは陸別、足寄、道東道経由だったが、帰りは

音更→士幌→足寄町芽登→置戸町勝山→北見 

という道を走る。

 今回わかったのは、この帰りのルートのほうが、行きよりも断然早いということだった。3時間ぐらいで着いてしまった。音更ではけっこう道路も込んでいたので、これは意外だった。飛ばしたわけでもないのだが、やはり信号の数が少ないせいか。

 ただ、芽登からの道道本別留辺蘂線と道道常元中里線は、羽虫の数がすごくて、車のボンネットが虫だらけになってしまったのだった。


(この項、了)


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