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居林洋子油彩画展 2015年7月4日(1)

2015年07月09日 22時04分00秒 | つれづれ日録
 最近パターン化してるんだけれど、

週末にくたびれたまま月曜を迎えて、
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そのまま平日に仕事をして週末を迎え、
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たまった疲労のために土曜の朝は動く気力もなく、
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とはいえ時計台ギャラリーなどには行かなければならず、
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昼ごろからようやく外出し、
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しかし半日ではとうていギャラリーや美術館を回りきれず、
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けっきょく土日の両日とも外出して歩きまわった結果、
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消耗したまま新しい週を迎え…

となることが、けっこう多い。

 もし、土曜日のうちにギャラリー回りを済ますことができていれば、日曜日はゆっくりブログを書いたり、家のことができるのではないかと思う。
 しかし、実際は、ブログのアップも、疲れも、読んでない新聞も、何もかもが残ったまま、あっという間に日々が過ぎていく。

 7月4日も、朝起きることは起きたのだが、なかなか外出できず、想定より3時間ほど遅れてから出発。

 まずは、札幌時計台ギャラリー。

 A、B室は居林洋子油彩画展。
 滝川のベテランで、道展会員。
 地元・丸加高原をモティーフにした作品が主軸のようで、「丸加の落日(2)」「丸加の里(秋日)」「丸加の里(旅立ち)」など、いずれも、色とりどりのひまわりの花の塔がそびえ立つ背景に、夢幻的な色彩の風景が広がっている。
 丹念な塗りを重ねた輝かしい色彩は、油彩ならでは。ひまわりの塔の大きさもちょうどよい。「丸加の落日(2)」では、ゆるやかに彎曲する川やのんびりとたたずむ乳牛、まばゆい夕焼けなどと、手前のひまわりが、美しく調和している。
 唯一、個人的には、背後の連山の描き方が平板な感じがするのが残念で、ここは輪郭線で空と区別するのではなく、山の塊に立体感を持たせたり、空気遠近法で奥行きを出したりしてほしかった気もするが、全体的には、美しい理想郷のような光景で、良かった。



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