北海道美術ネット別館

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07年12月26日

2007年12月26日 23時54分41秒 | つれづれ日録
 いよいよ年の瀬も押し迫ってきたけれど、そんな実感はなし。

 道内の美術家の作品を紹介・販売するウェブサイトをつくろうと走り回っているMさんにお会いする。
 この件については後日詳しく書くことになると思う。


 つづいて、列車で江別へ。
 「ども」で「毛内康二展 視覚のジェットコースター」を見る。
 立体と絵画の融合に、わあフランク・ステラだ、と思う。


 札幌に戻る列車の車内で、ブラン・カフェのカワシマトモエ展が今日限りなのを思い出し、行ってみる。



 ここは、かつてフレメン写真製作所の横で写真集を置いていた小さな店「クラムボン」を引き継いだ店だった。
 店のKさんにひさしぶりにお会いした。もう7年も前からこのカフェをひらいているらしい。
 店内の一角にはいまも百冊を超す写真集が置かれている。90年代の写真誌「デジャ=ヴ」のバックナンバーもそろっている。石崎幹男さんやミトラマさんのポストカードも置いてあった。
 2001年にPRAHA Projectがおこなった「リレーレクチャー4,000万キロ」の報告書もあった。こんな報告書を作っていたとは知らなかったよ。お店の人に無理を言ってもらってきた。

 「タイカレー」という、スープカレーの源流みたいな昼食をおいしくいただいて、カワシマさんの段ボールと写真を使った作品を見て、写真集を買って店を出た。
 店の入り口の写真を撮っていると、ばったりカワシマさんご本人に会った。
「懐中電灯、使いました?」
「懐中電灯?」

 カワシマさんの作品は、段ボールのくぼんだ部分を、懐中電灯で照らして見るという仕組みになっていたのだ。
 ぼんやり見ていたので気づかなかった。
 ふたたび階段をおりて、カフェに入って、作品をいま一度見直した。


 ちなみに、カフェは、南2条通りのAPAホテルの向かい、ヒステリック・グラマーのショップのとなりにある。
             

 写真とカフェの好きな人なら、ぜったい気に入りそうなお店だと思うんですけど。


 西8丁目から市電に乗り、西線南6条で降車し、ギャラリーミヤシタへ。
 Mari Fujita Exhibitionを見る。
 ギャラリーのMさんに珈琲をいただき、情報交換。
 まいちゃん(白戸麻衣さん)が先日帰国し、喫茶店でささやかな報告会を開いていた由。知らなかった。
 一方、Mさんは、けんちゃん(谷口顕一郎さん)が一時帰国していたことを知らなかった。

 つづいて「ギャラリー円山」に陶芸展を見に行こうとしたが、場所がわからず、断念。職場へ。 


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2 コメント

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偶然 (taku)
2007-12-27 12:59:06
ブラン・カフェ、大好きなお店です。
気がつけば半年以上行っていませんが。
カワシマさんの作品は、
先日第2三谷ビルの6Fを覗いた帰りに偶然
4Fの「Eva・ぼたんねこ」で見て印象に残ってました。

>段ボールのくぼんだ部分を、懐中電灯で照らして見る

気になる・・・。
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takuさん、こんにちは (ねむいヤナイ@北海道美術ネット)
2007-12-27 22:17:35
4Fの「Eva・ぼたんねこ」というのが、こちらは気になります。

以前は、個性的なお店があつまったビルではなかったんですけど。
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