【告知】第8回伝統工芸北海道展 ―日本工芸会 東日本支部 北海道研究会の作家による― (2020年10月10～16日、札幌)

　伝統工芸の作品を鑑賞できる数少ない機会が今年もあり、道内を代表する陶芸や七宝などの作家17人の作品が並びます。
　ただし、おそらく新型コロナウイルスの感染拡大の影響でしょう、今年は道外からの人間国宝作家の出品は予定されていないようです。
　また、お茶会なども開かれません。
　そのかわり、企画展示として「お茶の道具」「クリスマスの器・飾り」「コラボレーション作品」などがあるとのことです。

　「伝統工芸を作る素地に乏しい」などと雑にまとめられることがある北海道にも、地道に取り組む多くの作り手がいることを、知ってほしいと思います。

　出品予定作家は次の通り。

陶芸　大野耕太郎(滝川)
　　　尾形香三夫(岩見沢)
　　　菊地勝太郎(胆振管内洞爺湖町)
　　　北川智浩(江別)
　　　白岩大佑(函館)
　　　中村照子(札幌)
　　　中村裕(札幌)
　　　西村和(札幌)
　　　三上慶耀(十勝管内鹿追町)
染織　塩澤啓成(恵庭)
木竹工　島田晶夫(石狩管内当別町)
　　　水野咲衣花(音威子府村)
　　　村木昭彦(札幌)　　　
人形　宍戸孝子(札幌)
　　　高井和枝(函館)
諸工芸　長谷川房代(函館)
　　　　降籏ゆみ（江別）

　分野については、案内状に従いましたが、長谷川さんは七宝、降籏さんはガラスです。

　また、水野さんは初出品だと思います。
　他の顔ぶれは昨年の第7回とまったく同じです。

　入場無料。


2020年10月10日(火)～16日(月)午前10時～午後7時(最終日～4時)
三越札幌店 本館9階三越ギャラリー(札幌市中央区南1西3)

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