北海道新聞2024年11月27日おくやみ面の札幌市中央区の項に載っている山下嘉昭さん(87)は、住所から推して、彫刻家の方ではないかと思われます。26日死去とのことです。
山下さんは1959年の第34回道展で市教育長賞を受け、61年に新会友、64年に会員推挙されています。現在の名簿には掲載されていないことから、近年に退会したようです。
札幌彫刻美術館が1982年から隔年で開いていた「北の彫刻展」には2002年まで毎回出品しており、道内を代表する彫刻家のひとりと目されていたことがわかります。また、退職教員らが2000年代ごろに開いていたグループ展「ノルテの作家展」にも毎回出品していました。
作品は、抽象的でシャープな形状に削った木の立体に白い着彩を施した「譜」シリーズが代表的なものでした。
岩見沢市の東山公園には「大地への讃歌」が設置されています。
個展を開いていた記憶はなく、個人的にお会いしたこともありませんが、ご冥福をお祈り申し上げます。
山下さんは1959年の第34回道展で市教育長賞を受け、61年に新会友、64年に会員推挙されています。現在の名簿には掲載されていないことから、近年に退会したようです。
札幌彫刻美術館が1982年から隔年で開いていた「北の彫刻展」には2002年まで毎回出品しており、道内を代表する彫刻家のひとりと目されていたことがわかります。また、退職教員らが2000年代ごろに開いていたグループ展「ノルテの作家展」にも毎回出品していました。
作品は、抽象的でシャープな形状に削った木の立体に白い着彩を施した「譜」シリーズが代表的なものでした。
岩見沢市の東山公園には「大地への讃歌」が設置されています。
個展を開いていた記憶はなく、個人的にお会いしたこともありませんが、ご冥福をお祈り申し上げます。