北海道美術ネット別館

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2019年2月12、13日

2019年02月14日 11時53分53秒 | つれづれ日録
(2月10、11日)

 今週は11日が祝日だったので、事実上12日からスタート。

 12日は仕事の合間をぬって、らいらっく・ぎゃらりぃ、スカイホール、ソニーストアαギャラリー、画廊喫茶チャオ。

 らいらっく・ぎゃらりぃは、冨田美穂さんの版画展。
 ホルスタインの巨大な木版画が迫力。そして、毛並みと、板の表面の筋が、シンクロしているように見える。このシンクロは、さっぽろ創生スクエア(SCARTS)にある國松希根太作品と共通点がある。

 彼女は搬入を終えていったんオホーツクに帰っていたので、会期末にもう一度来ようと思う。
 会場には、彼女のかわりに、いかにも北海道銀行の行員という感じのスーツのおじさんが立っていて、来場者ひとりひとりにていねいにあいさつをしていた。
「もしかしたら、支店長を経て本店の幹部になっている年頃なのかもしれないのに、本人はどう思っているのかな」
などと思ったりしたが、よく考えてみれば自分もおなじような年頃だし、よけいなお世話である。

 スカイホールはボーダーレスアート展。
 大丸藤井セントラルの主催事業のようである。
 あ~、またアール・ブリュット系の言い換えか~、と思っていたらさにあらず。もちろん、そういう作品が多く、道内各地から集まっているのだが、障碍のない人(石井千晶さんなど)も、障碍がないのにアール・ブリュット系の展示によく招かれている江別の林田嶺一さんの作品も、まったく分け隔てなく展示されているのがユニーク。
 17日まで。



 13日も仕事。

 出勤前にさいとうギャラリーに立ち寄り、大きな谷のクラフトワーク展(~17日)。
 飯田さんがいらして、いろいろお話。
 この方と話をしていると、いわゆるものづくり系と、アート系とが、継ぎ目なしにつながっているような気になる。それが大谷らしさなのかもしれない。しかし、客層はみごとにわかれているようにも感じられる。


 これで2月の累計は33カ所。 


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