後志管内倶知安町の廃校跡に工房を開いている林雅治さんの、うつわの展覧会。
絵付けは奥様の幸子さんが担当しています。
林さんは、走泥社の影響を受けた陶のオブジェを作っており、倶知安の小川原脩記念美術館の庭や札幌の個展などでも発表するとともに、オブジェのグループ「NAC」(昨年の展覧会を最後に解散)なども開いていました。
その一方で、京焼ふうのうつわも手がけています。あたたかみの感じられる、とっぴなところのないうつわです。
マグカップ、皿、きゅうす、片口などがあります。
冒頭の画像で、釉薬(ゆうやく)がかかっていない黒い部分は、顔料が掛けられています。使い込むにつれて、いい感じの黒さになっていく-とのことでした。
手前の鉢は、内側に細かい目がついており、ごまをすることもできます。
林さんの工房では羊も飼っており、その羊の毛で織った小さなタペストリーに、陶片を組み合わせたものも展示していました。
2009年3月19日(木)-24日(火)11:00-19:00(最終日-18:00)
石の蔵ぎゃらりぃ はやし(北区北8西1 地図A)
■林雅治個展(2008年11-12月)
■風の中の展覧会 IV (2007年)
■NAC展13th 陶による造形(2007年)
■FAF工房陶展(2007年)
■レリーフによる作品(06年)
■12th NAC展(06年)
■風の中の彫刻展(06年)
■新春茶わん展(06年、画像なし)
■風の中の彫刻展(05年)
■林雅治個展 陶による造形(03年)
■林雅治個展 ニュースペーパーは伝える After the fall(02年、画像なし)
■第7回NAC陶展(01年、画像なし)
■富田知子・林雅治・林玲二3人展(01年)
■林雅治個展(01年)