まほろば自然博物館

つれづれに、瀬戸のまほろばから自然の様子や民俗・歴史や見聞きしたおはなしをしたいと思います。

里山は タケノコ林で 笑い出す

2009年04月20日 | 日常
 俳句らしい・・・タイトルにはしたが・・俳句にはなっていないように思う。

 今日は・・・奥方が夜勤なもので、午前中は山の旧宅の進捗状況を確認に行った・・・。まぁ・・、毎日・毎日・・・山に行くと行って出かけるんだが、どんなことをしてるんだろうか・・・みたいな印象だったのだろう・・。

 で・・、「きむら株式会社」という・・旧宅の検査だったが・・、「まぁ・・、よくもこれだけのことをやったねぇ・・」と、お褒めの言葉をいただいて・・。

 

 孫たちの秘密基地も・・・老朽化が進んだために危険防止のために解体処分・・・。その残骸も全て撤去されて・・・更地になってしまった・・。

 

 で・・、お昼は奥方のおごりで・・・「お疲れさん会」を兼ねて・・・さぬきうどんでお昼・・・。

 奥方はこの後・・・しばらくはお昼寝・・。夜勤に備えての体力温存・・。

 午後からは・・・私単独で・・タケノコ掘りだ・・。放っておけば良寛さんのおうちみたいになるので、おうちの周りのタケノコを掘って掘って・・・タケノコの進軍を食い止めなければいけない・・。

 で・・、子供の頃から鍛えた・・・「タケノコ掘りの秘技」を内緒で伝授しておこう・・。あくまで・・・内緒だぞ。口外無用だぞ・・。

 まず、写真1。 タケノコの大きさ、太さ、頭の毛の角度を見て、クワを打ち込む位置を目測する。目印に・・・木の枝を立ててある・・。実際にはこんなものは立てないが・・。

 

 だから・・・タケノコを掘る穴も掘らない・・。

 

 写真2。ここだと決めた位置と深さ、力のバランスを考えて・・・、このクワの位置に、一撃で・・・クワ(細くて長い・・・クワで、幅が5Cm,長さが30Cmほどのクワ)を打ち込んで、刃先をすくい上げるように・・柄部分を向こうに押すと・・・。

 

 写真3。のように・・、タケノコが根本から浮き上がってくる。これでおしまい・・・。わずか・・数秒で、一本を彫り上げてしまう。

 慣れと勘とのコラボレーション。

 

 つまり・・、ひらがなの・・「く」のようになっている・・最後の部分・・は、竹の根に小指ほどの太さの根でつながっているわけ。そこを、一気に、一撃で切ってやればいいわけだ。

 その・・・最後の根の部分の深さと、位置さえ・・推測できればいいってこと。

 これで・・、あなたも・・タケノコ掘りのプロになれる・・・。というても・・三年や五年では・・無理かも知れない・・・。

じゃぁ、また。

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