まほろば自然博物館

つれづれに、瀬戸のまほろばから自然の様子や民俗・歴史や見聞きしたおはなしをしたいと思います。

紫が 似合うつつじの 寺の門

2009年04月27日 | 民俗
 毎日が・・「ゴールデンウィーク」みたいな生活だもので、たまには・・お勉強もしないといけないかなぁ・・と、久々に・・高松の街に出た・・。

 出たのはいいが・・、目的の場所がわからない・・・。まだ・・高松の街を離れて・・数ヶ月しか経っていないのに・・。だから・・あっちの筋に入ったり、バックして右折したりして・・しばらくの間、ウロウロとしたわさ・・・。

 

 これが・・、うちのお寺の・・・四国支店みたいなところ・・・。高松興正寺別院というて・・、瓦町の少し北側の・・「御坊町」にある・・。それを忘れていたんだから・・・痴呆症が進んできたのかな? あ、今は・・認知症っていうのか・・。「そごう」の少し北側になるんだけれど・・。

 ここで・・「春の法要」ということで、午前中は・・「春の永代経」の法要・・。午後からは・・「親鸞聖人御誕生会」の法要があった・・。

 

 立派なお寺でしょ・・。写真で見るとね・・。私の写真の技も上達したかな・・・なんて、ほんの冗談・・・。

 

 これが・・ご法要の様子・・・。私みたいな・・・一兵卒は近くにも寄れない場所・・・。緑色の色衣(しきえ)を着ているのが「楽:がく」の方・・。雅楽の演奏とか、「調声」とか・・「きん」とか・・の・・音楽担当役・・。これで・・法要の進行が進められる・・・。

 上段の奥に・・・赤い衣の方がおいでになるが、これが・・法要を行う出勤僧侶。お経を拝読し、法要を執行するお坊さんたち・・。重役さんたちだな・・。

 

 これが・・輪番さん・・という、四国支店・香川支部長さんみたいな方のご挨拶。衣の色が・・・赤いでしょ・・。ま・・、赤にもいろんな色があるらしいんですが・・。

 

 ご法事が終わると・・、法話になりまして・・、坂出の西園寺住職の・・・田中光海先生のお話があって・・・。

 「お浄土とは何か・・・」みたいなお話やったです・・。お浄土の解釈は・・人ぞれぞれなんですが・・、先生は・・「門」やというてました・・。あの・・映画の「おくりびと」の中で・・そういう言葉が出てきましたわな・・。

 この世から・・かの国に生まれていく・・「門」やな・・という・・お話。

 私は・・・あの・・北海道の・・「むねお先生」みたいやなぁと・・・失礼ながら・・・眺めておったです・・。

 で・・

 

 お寺さんの用語で・・「お齋:おとき」というのが・・お食事のことですわ。

 「おとき進上」と書いてましたら・・「お食事をさしあげます」みたいな意味でして・・、今日は・・「散らし寿司」と「おうどん」です。それに・・マカロニサラダとか・・昆布のつくだにみたいなものを頂いたです・・。

 

 私が・・こんなことを言うのは不謹慎なんですが、「これは・・古典芸能の世界やなぁ・・」みたいな・・・。そんなものを感じた・・今日のことでした・・。

じゃぁ、また、明日、会えるといいね。


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