まほろば自然博物館

つれづれに、瀬戸のまほろばから自然の様子や民俗・歴史や見聞きしたおはなしをしたいと思います。

茶が冷えて 京の料理や 鮎の笹

2009年07月08日 | 歴史
 二日目の八日は雨になった。朝から雨では・・本願寺さんのおあさじに行くのは面倒になった。それではダメじゃん・・。

 で・・朝の6時半からお掃除で、阿弥陀堂と御影堂のたたみ拭きをした・・。23年の宗祖750回忌大遠忌に向けて、畳替えをしたのやろうか、真新しい畳の匂いの中、から拭きぞうきんで畳を拭いていく。ま、それも・・五分かそこいらで終わる・・。30人ほどがやれば、あっという間に終わった・・。

 

 で・・、七時から朝食。みんなで食べる朝食は楽しいし、おいしい。ここでは必ず、「食前の言葉=一粒一滴、みなご恩、不足を言ってはもったない。感謝でおいしくいただきましょう。いただきます。」を唱和しないと食べられないし、食事が終わっても勝手に席を立ってはいけない。必ず、「食後の言葉=今、尊い食を終わって、心豊かに力身に満ちる。この心身をもっておのがわざに励みましょう。ごちそうさま」と唱和して、食べたものを全て片付けてから席を立つ・・・。

 八時から・・「ご晨朝(もう、読めるようになったかな?ごじんじょう・・やで)」この日は研修会の関係者なんぞで・・50人ほどがあつとめに出た・・。

 

 これら・・多くが「住職さん」一般社会で言うと・・「社長さん」ばかりやな。社長さんが本社で研修会をやっとるわけで、朝の朝礼で、会長さんがご挨拶をなさる・・・みたいな光景かな・・。いうたら失礼やけれど。

 で、二日目は・・教務部担当参務が「本山教化方針」についての講義。つまり・・営業方針みたいなお話をされる訳・・。簡単にいうと、私たちが売る商品は「信心」であり、「安心・安全な暮らし」なわけ。その・・大々的なイベント実践に向けての施政方針演説みたいなものやろうか、わかりやすく言うと・・。

 

 その後・・「声明:しょうみょう」の講義。実技指導というか、実地練習というか・・。お経の練習やね・・。これができないと・・お坊さんではないみたいなもので、お経が読めないお坊さんではあかんでしょ。

 ま、お声明というのは、節のあるお経・・。唄やね・・。梵唄(ぼんばい)っていうのやけれど、梵語(古代インドの言葉)のお経を、漢訳したものがお経。それに節をつけて唄うのが「梵唄:ぼんばい」で、それの有名なものが「天台声明:てんだいしょうみょう)」といわれるもの。大原流とか魚山流とか・・。うちは・・「円頓流」とか聞いたけれど・。天台声明の流れを受けたものらしい。

 

 この・・左端の後ろ姿の方ね、岐阜のお寺さんで、「修教さん」というの。一度、ブログを覗いてみてくださいな。がんばってはるなぁと思いますわ。

 で・・、この日のお昼には研修会も終わって閉会式があり、終了証書をいただいて・・解散、下山・・・。

 高速バスの時間が・・16時50分。4時間あまりをどうしようかと思ったけれど、小雨が降っていて・・三十三間堂まで行くにはしんどいし、おなかがすくし、めまいがするし・・。結局・・京都駅前のお店巡りなんぞで時間つぶし・・。

 

 さすが・・京都でっしゃろ・・。和服姿のご婦人があちこちを歩いてますなぁ・・。

 私は・・・安い鏡探し・・。夏休みの工作で・・とびきり自作のスーパー万華鏡を作りたいもので、その・・「表面鏡」探しやね・・。これが・・意外とないんですわ・・・。上等の厚い鏡では工作できないし、小さなものでは映らない・・。

 で・・16時50分の京都駅発の高速バス、JR四国の「エクスプレス京都号」に乗って・・・高速大内に降りたのが・・19時50分・・・。

 蒸し暑い・・一日になったですわ・・。

じゃぁ、また、明日、会えるといいね。



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