まほろば自然博物館

つれづれに、瀬戸のまほろばから自然の様子や民俗・歴史や見聞きしたおはなしをしたいと思います。

麦わらを 敷いて西瓜の 大昼寝

2011年06月04日 | 時にはぼぉっ~とする時

 朝方は曇っていたが・・・次第に晴れてきて・・・。梅雨の晴れ間とか言うてたように、気分のいい一日になった・・。まさにお洗濯日和り・・、お布団干し日和りになって・・。

 で、例によって・・・午前六時前には起きて朝食の支度・・・。朝食が終わって八時前・・・。それから・・・少しばかり釣りに出た・・・。時期的にはつれそうだなぁと思ったもので、まずは、海にご挨拶みたいなことで・・・。

 

 いきなり・・こういうのんが上がると・・もう、夢中になってしまうのだけれど、そうそうは問屋が卸さない・・・。あとは・・・ふぐだの流木だので・・・どうにもこうにもしまらない・・・。

 

 ほぼ・・一時間でこんなものだ・・・。なかなかにうまくはいかないってことだ・・。釣具屋のおばちゃんは・・「そろそろ・・キスが上がるでぇ~」というたけれど、このあたりではまだまだ・・キスの時期ではないみたい・・・。

 九時過ぎには一度戻って、お魚の調理をしておいて・・・。こういうパックにお魚を並べて・・・ラップをかけて冷凍しておいて、けいこばぁへのお土産にする・・・。

 10時過ぎからは・・・この集落あたりを散歩してみる・・・。今の時期にはお花の数も少ないし・・。

 

 でも・・・、テレビモもラジオも土曜日ではおもしろくない番組ばかりだし、パソコンばかりいじっているのももったいないし・・・。おなかごなしやら・・気分転換やらで・・・歩け歩け・・・みたいなことだ。

 

 これ・・・、なんていうのかね・・。私らは・・「シャシャブ・・」というてたけれど、正式には・・「グミの実」とでもいうんだろうか・・。全くの見当違いだったらごめんなさいよ・・。

 

 これは・・・廣島中学校にあるモニュメントの一つ・・・。ここを卒業した「平井雅子」さんが書いた詩で、この島の記念碑みたいになっている・・。少し前に撮影された・・「青き島よりGO!」の映画の中にも紹介されていたポエム・・・。読めたら読んでください・・・。

  ふるさと広島                  平井雅子

 花屋はないけれど   野に咲く小さな花がある

 信号も歩道橋もないけれど   ヤマモモを採りつつカエル道がある

 明かりも楽しげなざわめきもないけれど 星降る夜の静けさがある

 本屋も図書館もないけれど   自然という豊かな本がある

 駅もバス停もないけれど   誰をもあったかく迎えてくれる港がある

 人は少ないけれど   だから島じゅうの人が   大きな一つの家族なんだ

 ここ   ふるさと   広島

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  島では・・あれもやろう・・、これも片付けておきたいと・・宿題をたくさん持ってきたものの・・・、今日は・・・お洗濯とお布団干しで終わり・・、後は魚釣りと・・・お散歩だけになってしまった・・・。

 

 時期的に・・・畑や空き地にこうしたタケノコが伸び出してくる・・。これを放置していたらば・・・あっという間に竹藪に飲み込まれてしまう・・・。このあたりでは立派なお屋敷が竹藪に飲み込まれ・・数年でおうちが姿を消してしまう・・・。人が住んでいないとそれこそ・・・数年で竹藪になってしまう・・・。

 

 島のどこを歩いてみても・・・人影には出会わない・・・・。家はくずれてゆき・・・。道は野となり・・・。

 

 野の花ばかりが元気に咲き誇っている・・・。人の住んでいる家だって、一雨ごとに草丈が伸びて・・・あっと言う間に草原になってしまうのだからね・・・。

じゃぁ、また、明日、会えるといいね・・・。


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