おはようございます。娘です。
本日で桜が散ってしまうのかな…と気になるお天気です
が、土曜日ということなのでお出かけされる方も多いのではないでしょうか。
というわけで、現在開催中の展覧会の見どころと感想をちょっぴり
東京国立博物館・本館/「みちのくの仏像」展(明日まで!)
横浜そごう美術館/「御所の花 安野光雅」展(4/19まで)
龍谷ミュージアム/「聖護院門跡の名宝」展(5/10まで)
東京国立博物館・表慶館「インドの仏」展(5/17まで)
まずは、明日までの展示となる「みちのくの仏像」展
昨日、上野のお花見見物も兼ねて見てきました
東北地方を代表する仏像が19体、出品されています。
展示数が少なくフロアも一つなので、じっくりゆっくり観賞できる展示です
京都や奈良の仏像とは一味違う魅力が凝縮されていました。
図録の解説文を読むと、より一層展示を楽しめると思います。
「御所の花 安野光雅」展も昨日観てきました
安野光雅さんの絵本を読んで育った私…
一般には公開されていない吹上御所の花々を一年以上かけて描かれた安野さんの絵が130点展示されています。
会場入り口にある挨拶の一文、そして「春夏秋冬」ではなく「春霞舟到」という安野さん独自のメッセージが込められた展示構成。
描かれた花々からは御所の自然の美しさや素晴らしさ、そして花々を見つめる安野さんのあたたかな眼差しを感じることができました。
私が一番びっくりしたのは、御所の中にある花の種類の豊富さです。
子供の頃、豊前に帰るたびに摘んで遊んだレンゲソウが御所の中にも咲いているんだな~と思うととても嬉しく感じました。
龍谷ミュージアムは「聖護院門跡の名宝」展。先月見てきました
聖護院八橋や聖護院かぶら…という名前で親しまれる聖護院。
お寺ってどこにあるの?どんなお寺??今もあるの???と無知全開で訪れました
本山修験宗総本山・・・・つまり山伏のお寺なんですね。そして、一時期は仮皇居だったそうです
3階は修験道に関わる展示、2階は豪華絢爛な障壁画の展示が行われていました
この展示に合わせて新たに作られたシアターを観賞すると、聖護院の空間を体験することができます
東京国立博物館・表慶館「インドの仏」展は開催初日に見てきました
アジア最古の博物館、コルカタ・インド博物館にある仏教美術の数々が展示されています
古代初期仏教美術を代表する、バールフット遺跡の出土品や、仏像誕生の地であるガンダーラやマトゥラーの仏像など91点。
時代・地域によってその特徴が大きく異なるインドの仏像たちを一挙に見られるまたとない機会です。
私としては、学部生の頃から対象としていた仏伝図やバールフットの欄楯を実際に見ることができ、感慨無量でした。
さて、長くなってしまいましたが本日はこれにて
最後までお付き合いありがとうございました。
また面白い企画展があれば、このブログにて紹介したいと思います