回顧と展望

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アレッポの戦い

2012年08月20日 19時11分18秒 | 日記

国連停戦監視団が撤収する中、シリアの内戦は深刻度を一層深めている。当初は穏健だった反政府活動が現在では政府軍、反政府軍ともに重武装し、まさに戦争状態。英米の新聞報道によれば、聖戦と称して反政府軍には命知らずのアルカイダ系?ともいわれる武装勢力も加わって、その血なまぐささは際立っている。イランが政府軍を支持していたりまた、イラクも一枚かんでいて複雑怪奇な様相を呈している。その中で、小国レバノンは国家崩壊の瀬戸際にある。国際社会、就中国連の安全保障理事会が機能不全の状況にある中、難民も含め犠牲者の数だけが増大しているのは本当に痛ましい。

アレッポといえば、世界遺産であることは言うまでもないが、ヒッタイトの時代から名前の登場する古代都市でありそこで日夜現代の不毛な内戦(外国の武器も流入している)が続いていることに、何とも言えない感慨を持ってしまう。

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