回顧と展望

思いついたことや趣味の写真などを備忘録風に

ルパート・マードックの錯乱

2012年08月26日 19時12分15秒 | 日記

英国王室のヘンリー(ハリー)王子がラスベガスでのジェニファー・ロペスのパーテイで全裸写真を撮られ、それが大衆紙サンに掲載された。いかに品位のない英国大衆紙といえども、王子の全裸写真を掲載するとは常軌を逸している。さらにこの記事は、王子が人間としていかに未成熟であるかを強調したものとなっている。

この裏には、先般、もう一つの大衆紙ニュース・オブ・ザ・ワールドの盗聴事件でその廃刊に加え子飼いの編集長まで逮捕され、議会でさらし者になった社主マードックの怨念があることは間違いない。英国大衆紙に表現の自由とは滑稽な話だが、見え透いた理屈を一応並べて、とにかく溜飲を下げた、というところだろう。企業トップが盗聴という犯罪に手を染めた事実は英国マスコミ史に残るぬぐい去りようのない汚点であり、この機会に改めてマードックの行状が明らかにされるだろう。すでに穢れているが、その上塗りでさらに晩節を穢したことになる。

なお、サン紙によれチャールズ皇太子はヘンリー王子を呼び出し一対一で面談、父親として意見したという。

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“one giant leap for mankind”

2012年08月26日 15時44分59秒 | 日記

英語にあまりなじみのない人にも、この有名な言葉はよく知られている。鮮明とは言えない中継画像とともに聞こえてきた月面着陸の瞬間のこの言葉、それは見ている日本人にも強い印象を与えた言葉であり、この前の一文That’s one small step for manと併せておそらく非英語圏の国のなかで日本人がこの言葉をもっともよく覚えているのではないかと思う。因みにある宴席で参加者の一人がこの言葉を紹介したらその席の参加者全員が知っていたことがあった。

1969年と言えば43年前、当時の子供たちが還暦を迎えつつある。人類が月に着陸するという夢を忘れてから随分と長い時間が過ぎてしまった。そしてあまりに瑣末なあるいは刹那の快楽ばかりを求めるようになってしまった。

月面に人類として初めて降り立ったアームストロング宇宙飛行士が死んでもこの言葉はこれからもいつまでも残るだろう。

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