維新の会の国政への進出が決まり、あとは解散ー総選挙待ちになりつつある。維新の会の賞味期限を考えると選挙は早ければ早いほど有利。代表になる橋下大阪市長だが、国政への転身に思わぬ援軍が登場した。東京都知事石原慎太郎そのひとである。石原氏の「橋下市長は大阪市に専念して。国政には出るな」の一言。こういう発言が出た以上、仮に、橋下市長が国政にでなければ、それはすなわち石原氏に屈したことになりとても出来ない相談である。石原氏もそれを承知の上で橋下氏国政進出を後押しするとは、やはり老獪な政治家である。
その政策を「大衆迎合」と呼んでバランスを取って見せる大新聞と2人3脚で走り出した維新の会、この国をどこへ持っていこうとするのだろうか。
先ほどまで行われていたトロピカーナ球場での大リーグ、ヤンキースはいいところなくレイズに５－２で敗北、3連敗とともに、アメリカンリーグ東部地区単独首位から、オリオールズとの同率首位へ。レイズにも1.5ゲーム差に詰め寄られた。今日はジラルデイ監督が退場処分になり、後味の悪い敗北となった。
今回の試合で記憶に残ったのは、ジラルデイ監督退場処分のきっかけとなった主審の判定。見送り三振の判定が余りに遅く、プロとしては完全に失格でありジラルデイの不満は十分理解できる。二死で最も肝心なストライクの判定に迷いを生じるとは、主審としてあるまじき失態。大リーグでもしばしばお粗末な場面に出会うが、今回もその一つとなった。
ニューヨーク在住中ヤンキースの試合を観戦したことがあり、いつの間にかヤンキースファンになってしまった。これからの巻き返しを期待したい。
