快晴の午後、風も収まったので近所を久しぶりに散策。生垣沿い、お寺、神社の境内に咲いている椿、梅の花。白い椿はなかなか上手く撮れない。梅の香りが風に乗ってかすかに漂ってきた。もう少し暖かくなれば梅の香りも強くなるのだろうか。
ロシアの傀儡によるクリミアの住民投票の動きを見ていると、国家の分離独立の持つ複雑な問題を感じざるを得ない。中国ではウイグルやチベット、英国ではスコットランド、スペインのバスクなど現在進行中のものもあるし、かつての旧ユーゴスラビアやバルト3国、近年では東チモールや南スーダンなどの実例がある。旧ユーゴスラビアやバルト3国の場合は成功と言っても良いが必ずしもそれが多数ともいえない。特にユーゴなどはその過程でおびただしい人命が失われた。スコットランド独立では、反対一色の英国実業界において、BAの会長は自社の事業には分離の方が得と表明してキャメロン首相に衝撃を与えた。どの分離独立運動にも長い歴史が絡んでくる。イングランドとスコットランドの確執も数世紀にわたる征服者、被征服者の歴史に根ざしている。
ウクライナ向け天然ガスの供給を料金未払いの債務不履行を理由に差し止めることもありうるとプーチン大統領が表明した。この脅しに果たしてEUは一枚岩でいられるか。特に、イタリア、ドイツへの影響は大きい一方、英国、仏は比較的軽微。これでエネルギー価格に影響が出るか週明けの市場の反応に注目。
クアラルンプールから北京へのマレーシア航空機が所在不明で、239人の生命が心配される。このところ大型の航空機事故が無かっただけに、重大なニュースだ。ボーイング７７７に問題があるとすれば、その運用機数の多いことから影響は甚大だろう。
