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少年カメラ・クラブ

子供心を失わない大人であり続けたいと思います。

またまた露出について

2005-05-02 21:15:28 | 写真
クラッセがいなくなってからというものの、所有しているカメラはハッセルだけになり、当然のように毎回露出をマニュアルで決める必要に迫られるようになった。

だからといって、ぐんぐん露出決定のテクニックが上達するわけではないが、ちょっとだけ分かったことがある。それは露出の決定の幅はそんなに広くないということだ。

今使っているフィルムで、今やっている現像条件のもとではピーカンに明るい時で14.5EV(もうちょっと絞ってもいいかもしれないが)程度、逆に曇りや影の時手持ちで撮れるギリギリの露出が9から9.5EV程度である。まあ、それもで5段も開きがあるから広いといえば広いのだけれど、とにかく露出はこの間のどっかに収まることがほとんどだ。

以前は、そういう大まかな知識も何もなく、露出計の指示を読んではレンズの設定をセットしていた。だから、その値が大体いいところなのか、それともちょっとピントはずれなのかさえ分からなかった。

でも、今は露出計を使わなくても大体の露出値は予想が出来るようになった。その上で露出計を使って微調整をする。(でも正直言って、まだどう微調整していいか分からないけど)

露出に意識をむけるようになってからカラー写真の出来もよくなった。たかが露出、されど露出である。

フクシアの花

2005-05-02 21:05:14 | 写真
連休前半を使って、実家のある島根県の松江市に帰った。短い滞在だったので、大げさな観光というわけには行かずフォーゲルパークという公園に行った。

ちょっと前にオウム病という鳥の病気で騒ぎになったところだ。大した期待をしていったわけではなかったのだが、中に入ってビックリ。ものすごい大きさの温室の中のありとあらゆるところが花でうずまっている。天井からぶら下がった花もあり、斜面にしつらえたひな壇に綺麗に並べられた花あり、そのまわりに作られた水面を覆い尽くす花ありで、まさに圧巻だった。

特にフクシアというアンデス原産の花は、ちょっと見るとお人形のように見えるかわいらしい花だ。500種類もあるというその花のバリエーションは、色や形がちょっとずつ違っていて見ていて飽きない。あっという間にプロビア2本に収まっていった。他に鳥やペンギンやなんやかんやで子供も結構楽しめる。あっという間に2時間が過ぎた。お勧め(といっても松江まで行かないといけないけど)の観光スポットだ。

公園の前は、鉄道ファンなら多分知っている一畑(いちばた)電鉄の2両編成の電車が走っている。大昔の電車というわけではないけど黄色い電車もなんとなくいい味を出していたので、一枚だけカメラに収める。

電車を撮った所で、少し疲れていたのかフィルムを最後まで巻き上げるのを忘れてふたを開けてしまった。多分最後のショットはダメになった。他のコマがやられていないことを祈りながらもう一回フィルムを入れてから最後まで巻き上げた。