少年カメラ・クラブ

子供心を失わない大人であり続けたいと思います。

自衛隊下総基地

2005-05-29 22:01:50 | 写真
今日は海上自衛隊下総基地で公開イベントがあった。自宅から自転車も15分くらいのところなので、ハッセルを担いで出かけた。

もしかしたら入り口でボディーチェックを受けて、弁当箱のようなカメラが見つかったらどうしようなどと、つまらぬ事を考えながら門をくぐった。結果は、チェックなど何もなく中に入ることが出来た。

中では、対潜哨戒機P3CやYS11、他にはヘリコプター(名前は忘れた)が展示されていた。抽選で当たった人達が、飛行機に乗って体験飛行に出かけていった。

時々飛行機は利用するが、これほど近くに本物の飛行機を見る機会というのはそれほどあるものではない。夢中でカラー一本、白黒一本を撮影した。昼間で結構強い日が差していた。飛行機も白っぽいし、空はもちろん真っ白、滑走路は少しグレーかかったコンクリート。どこの光を拾って絞りを決めればいいのやら。

入射光の測定値も参考にしながら、露出を決める。EI125で15EVくらい。ちょうど体験飛行を終えたYS11と、そのそばで警戒する自衛隊員をセットで撮影した。いい感じ。

こういうイベントでは、35mmカメラに白い望遠レンズをつけ、耳には航空用の無線のレシーバを持っている人がたくさんいた。どうも小さな脚立も標準装備らしく、みんなそれも持っていた。
それにしてもあんな大きな望遠レンズで三脚なしで写真がとれるのだろうか。まあ、今日は明るいのでどうにかなるかもしれないけど。

まだ続く現像実験

2005-05-29 21:45:40 | 写真
引き続き現像実験。

Fuji NEOPAN 400 PRESTOをEI125で撮影した。200のときと比べると2分の一段程度露出が変わることを確認して、18%グレーカードを露出を変えて撮影した。

現像時間は昨日は8分のままにしようと思ったが、それではどう考えてもハイライトが飛んでしまうので、7分40秒に設定した。

印画紙の焼付けは、以前もとめた真っ黒になる最小時間条件、F16,5秒で行った。

結果は、ゾーン1からゾーン8まで諧調が確認できた。ゾーン1は少し苦しいが、0と違うといえば違うくらいの微妙な差ではあった。一応、これで最大の諧調幅が得られたことになる。

ここまで来るのに大分フィルムを使ってしまったが、いろいろと細かいところに気が回るようになった。特にフィルムの現像条件はとても微妙だ。温度も0.1度くらいの精度であわせこんでいるし、攪拌も出来るだけ再現性良く行わなくてはいけない。時間もいつ排出をはじめるカまで秒刻みの制御をする必要がある。

とりあえず、条件だしはここまでにして、今度は普通の写真を撮ることにしよう。