少年カメラ・クラブ

子供心を失わない大人であり続けたいと思います。

ものの値段

2005-05-16 22:50:16 | その他
製品の値段というのはどうやって決まるのだろう。

市場原理?それだけだろうか。

製品が世の中にはじめて出たときは、誰もその適正な値段が分からない。だから、とんでもない高い値段になることもあれば、哀れなくらい安くなることもある。

しかし、その製品が社会において多くの人から求められると、その値段は高くなっていく。

逆に、あまり欲しい人がいなければ値段をディスカウントするしか売る方法はない。

そして、需要と供給のバランスによって適正な価格に収まっていく。これが市場原理である。

しかし、実際には一旦決めた値段を後からあげることは非常に難しい。したがって、厳密な意味の市場原理は働かないのである。

だからモノの値段は普通高めに設定されてマーケティングが始まる。そして市場の要求によって値段は次第に下がっていく。

しかし、ある値段を下回ると、そのビジネスにかかわっている人が金銭的な恩恵を受けられなくなってくる。

それでも、市場は値段を下げる力を弱めないと、どうなるのだろう。

最後にはそのビジネスを誰も実行することが出来なくなって、その製品は市場から姿を消してしまうのだ。

結局、その製品を作ろうと思った人がどのくらい市場の値下げ圧力に耐えられるかが鍵となる。売れなくても値段を下げないという我慢の力だ。

その力を継続するためには、メーカーがその製品の価値を疑わないことが大切だ。その一点が揺らいだら値段はどこまでも下がっていってしまう。

結局、ものの値段というのは、それを作った人の心の強さによって決まるということになるのだろう。


何かを成し遂げる方法

2005-05-16 22:26:04 | 哲学
何かにチャレンジするとき、どんな方法をとるか。

それは人によって、そしてその事柄によって様々だろう。

でも、僕は成し遂げようとすることがなんであろうと、その方法論にはセオリーがあるように思う。

成し遂げたい事柄と、今自分のいる場所をループの上の2点と考えてみるといい。

自分のいる場所となしとげたいことの距離が、その難易度とする。

もちろん、両者はループの上にあるのだから、ゴールに到達する方法は2つある。近い方と遠い方だ。

どちらを通っていく方が良いか。それは勿論近い方に決まっている。

でも人生において人は、そのループのどっちに回っているかを知ることが出来ない場合が多い。

だから、辛く長い道を歩むことになってしまうのだ。

でも、良く考えてみるとゴールへの道が遠いということは、反対に向かえばゴールは、もうすぐそこにあることになる。

何か困難を成し遂げようとするとき、ま反対に向かってみよう。きっとゴールはもうすぐそこにあるのだ。

途中で引き返してはいけない。決して。成功を信じて疑わない精神力が必要だ。