難聴者の生活

難聴者の日々の生活から、人工内耳など難聴者のコミュニケーション、聴覚障害者の制度改革について語る。

認知症は生活障害へ。福祉機器の活用。

2011年01月16日 09時12分33秒 | 難聴一般
認知症が不治の病にかかった病人から生活障害のある人、活動と参加の障害のある人へ認識が変わったのはそう昔のことではない。

王立カロリンスカ研究所は難聴と認知症の関係を研究していた。


ラビット 記
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第3回 認知症のある人の福祉機器シンポジウム
―できる・わかるを支援するシステムの研究開発と今後―

開催日:2008年12月6日(土) 13:00~17:30 (開場:12:
30)
会場:国立障害者リハビリテーションセンター学院 講堂(埼玉県 所沢市並木
4-1)
主催:国立障害者リハビリテーションセンター研究所

参加費:無料(◎交流会 参加費:500円)

開催趣旨:
近年、認知症のある人を支える新たな手段として、福祉機器による自立支援の可能性が期待されています。
たとえ認知症になっても、生活を支える身の回りの物、たとえば、家電製品がもっと簡単に使えたら、記憶を補ってくれるシステムがあったら、私達の生活は大きく変わるはずです。

アルツハイマー病の治療薬が認可されてから約10年が経ち、認知症は「治らない病気」から「生活上の障害」へと変わりつつあります。
次の10年で、認知症のある人の生活を変えるべく、今回のシンポジウムでは、障害という視点で認知症を捉え直すと共に、ITやロボット技術も取り入れた「認知症のある人の将来の暮らし」を描きます。

国立障害者リハビリテーションセンターでは、3年前より「認知症のある人の福祉機器の研究開発」を進めています。
今回は、最新の研究報告として、平成19年度厚生労働科学研究費補助金 長寿科学総合研究事業にて実施した「認知症者の記憶と見当識を補う情報呈示による 「不安軽減効果の研究」の成果を発表します。

プログラム:
第1部 基調講演
○江藤文夫 (国立障害者リハビリテーションセンター更生訓練所)
認知症者の生活支援研究の意義 ―障害としての認知症―

第2部 長寿科学総合研究推進事業 研究成果発表
○井上剛伸 (国立障害者リハビリテーションセンター研究所)
記憶と見当識を補う情報呈示手法の開発
○石渡利奈 (国立障害者リハビリテーションセンター研究所)
記憶と見当識を補う情報呈示システムの効果 

第3部 パネルディスカッション
テーマ:できる・わかるを支援するシステムの研究開発と今後
司会:井上剛伸
パネリスト:浅羽エリック 石川容子 石渡利奈 江藤文夫 大 中慎一 本村陽一

話題提供
○石川容子(医療法人社団 翠会 和光病院 認知症看護認定看護師)
認知症看護の現状と課題
○浅羽エリック(財団法人浅羽医学研究所付属岡南病院・スウェーデン王立カロリンスカ研究所 作業療法士)
「日常」についての再考察:理論、評価、そしてアクション
○本村陽一(独立行政法人 産業技術総合研究所 サービス工学研究センター)
日常生活支援サービスのための知識情報処理技術
○大中慎一(NEC 企業ソリューション企画本部 PaPeRo事業推進G)
パートナーロボットと暮らす未来の家庭生活

※ 手話通訳、パソコン要約筆記がつきます。
※ プログラムは変更する可能性があります。
http://www.jswsat.org/forum/20_12.html