2月6日の東大人工内耳シンポのパネラーは成人装用者ばかりだ。4人のうち3人が「先生」。
シンポジウムの後援団体が教育関係団体だけ。これは主催者の意図が人工内耳に関する様々な知見を難聴児者の親、教員に提供したいということがある。
親や教員が得る情報は医師やSTのものが多く、実際の装用者の「声」からそれ以外の情報を得て欲しいということだと考える。
人工内耳を装用した乳児、子供はその状況を親に伝えることができない。成人からどのように聞こえているのか、どのように聞こえるようになっていくのかを聞きたいということか。
発表の骨子が示されている。
1)人工内耳の選択を決定づけたことは何でしたか。
2)手術後初期の人工内耳の効果はどのように現れましたか。
3)現在に至るまで人工内耳の効果について、特徴的なことや聴能の発達変化はどのようなものでしたか。
4)自らの人工内耳の効果や聴能評価を知るに当たって、どのような方法や観点をもって測られますか。
5)補聴器と人工内耳の効果(あるいは限界)について大きな違いは何ですか。
6)今後の人工内耳および人工内耳を取り巻く課題について、何を望みますか。
必ずしも、乳幼児、児童の装用決定に参考になるかどうか分からないが、主催者の意図に沿って多角的な視点を提起するつもりだ。
ラビット 記
シンポジウムの後援団体が教育関係団体だけ。これは主催者の意図が人工内耳に関する様々な知見を難聴児者の親、教員に提供したいということがある。
親や教員が得る情報は医師やSTのものが多く、実際の装用者の「声」からそれ以外の情報を得て欲しいということだと考える。
人工内耳を装用した乳児、子供はその状況を親に伝えることができない。成人からどのように聞こえているのか、どのように聞こえるようになっていくのかを聞きたいということか。
発表の骨子が示されている。
1)人工内耳の選択を決定づけたことは何でしたか。
2)手術後初期の人工内耳の効果はどのように現れましたか。
3)現在に至るまで人工内耳の効果について、特徴的なことや聴能の発達変化はどのようなものでしたか。
4)自らの人工内耳の効果や聴能評価を知るに当たって、どのような方法や観点をもって測られますか。
5)補聴器と人工内耳の効果(あるいは限界)について大きな違いは何ですか。
6)今後の人工内耳および人工内耳を取り巻く課題について、何を望みますか。
必ずしも、乳幼児、児童の装用決定に参考になるかどうか分からないが、主催者の意図に沿って多角的な視点を提起するつもりだ。
ラビット 記