4年前に大きな病気をして、げっそり痩せて退院した後は、食べる楽しみがなくなると、生きることにも差し障りが出ると体感しひたすら食べています。美味しく食べるためには美味しいものを作るべしと、高齢おじさん(おじいさん)の手料理にも挑戦中です。
失敗しても実害のない簡単なデザートを手始めに…
その1珈琲ゼリーをゼラチンの袋に書いてあった説明書き通りに作りました。
その2このときは同時に作ったコンデンスミルクが良い出来だったので美味しく食べられました。
ちなみにコンデンスミルクは牛乳200ccに砂糖40グラムを加え、牛乳が半分になるまで煮詰めてできあがり。ネットで誰かが紹介していたのを真似してみたら、思いのほか良い出来栄えで、見た目より美味しかったので…満足しています。
その3他人丼にも挑戦しました。かみさんに頼んで、親子鍋を大阪の道具屋筋で買ってきてもらいました。街の食堂で料理人がこの道具を使って手際よく親子丼を作っているのを見て真似をしたくなったのです。
親子鍋に活躍してもらう前に、まずは愛用の万能中華鍋でタマネギを良く煮込みます。好みによりますが、タマネギがしんなりしてから、牛肉(200g切り落としで十分)と煮汁を入れて少し煮ます。
煮汁はあらかじめ作っておきます。二人前で 概ね★しょうゆ大さじ2 ★砂糖小さじ2 ★みりん大さじ1 ★酒大さじ1 …少しずつ味見をしながら砂糖としょうゆの加減をしました…
今回の場合は中華鍋で4~5分煮てから、親子鍋に先ず煮汁を入れ、そこへ上の具材を載せ、さらに溶き卵を中央に1/3量入れて半熟状にし残りを全体にまわし入れました。余熱で固まってきます。
見た目をよくするためにざく切りにしたねぎをいれました。
紅ショウガも載せて体裁よく作って出来上がり。…とととっ、待ち構えていた家族があっというまにたいらげました。
写真の丼は、胃が常人の半分の老朗おじさんの分で、量も通常の半分のものです。
◎今回の反省→親子鍋をつかった丼では1人前ずつ順番に出来上がるので、待ちきれない子どもや孫などがおおぜいいるときは気忙しいです。そういう時は底の平らな鍋で一気に人数分つくりましょう。形は悪くなりますが…それと親子鍋ではやはり親子丼が一番良い出来になるみたいですね。
はっきり言って、今回の他人丼の出来栄えは見た目やや失敗ですが、味だけは最後の微調整でなんとか美味しく仕上げることができました。