とある用事が出来て石川県に行き、折角だからと雪の兼六園を訪ねてきた。
見出し写真はドンジャラ。前夜は孫とドンジャラをして遊んだ。
3戦全敗。次回までに、みっちりルールを覚えよう。腕を上げて雪辱を期すのだ。
さて、大阪では1月終わりの我が家付近の白梅がしっかり咲き始めていた。
一方、兼六園前の石川門やことじ灯篭付近の足もとは前日までの雨が凍結してツルツルしていた。
遥かなる北国の金沢では只々風雪と氷があるのみだろうと恐るおそる出かけたんや。
雨と雪が交互に降るようなこの土地では雪吊りがないとほとんどすべての木が雪害にあうやろな。
これが兼六園の風物詩。
根上げ松というのもあった。消費税の値上げではなくて根が地表に出ている意の値上げ松。さすが北国、針葉樹しかないのかなと思いきや…
意外に早く梅が咲いていたのにびっくり
時雨亭で庭と掛け軸を愛でながらお茶をいただいた。
この椿がさり気なく活けられ、いかしていたね。
庭からみる園内を流れる曲水。時雨亭近くにあった松の傷跡。松脂(まつやに)を取って軍用航空機の燃料に使おうとしたらしい。戦争は遥かな昔のことと思いがちだけど、風流で落ち着いた名園にもまだ痕跡をとどめている。
このような狂気は今でも身近にあるもんな。くわばらくわばら。
今回しっかり見たかったのはこの唐崎の松だ。珍しく晴れた空に天高く雪吊りがそびえて…誠に良い日よりに恵まれた一日だった。
ムービーメーカーを使ってミニ動画を作った。時どき作らないと忘れてしまうからな。
今回の兼六園では①雪吊り松と ②ことじ灯篭 ③咲き始めの梅を見て 庭を見ながらお茶をいっぷく出来たら十分幸せと思ってたから 噴水まで楽しめたことは思わぬ喜びであった。
名園を見たあとは、石川文学館、五木寛之文庫を訪れて文学の香りを楽しんだ。風雪の厳しい日にはここに一日こもって、本やDVDを見て時間を忘れてみたいなと…再訪を誓って北国を後にした。
豪華なミニ旅行を楽しめて生きていることに感謝