摂津国老朗おじさんのスローな日々

関西の四季を楽しむ老朗おじさんがゆるゆると瞑想しながら、植物観察と徘徊のスローな日々を楽しんでいます。

寒さの中で春を待つ

2019年01月17日 | 関西の四季

このところの寒さにはまいるよね。
最高気温が10℃以下の日が続くと、温暖な瀬戸内に育った人間としては、酷寒の冷気にさらされているような心地がして、マフラーに手袋、冬帽子にホカホカ懐炉完全武装し北国育ちの家人に笑われている。とはいうものの…ここ大阪の植物たちもしっかり冬支度しているもんね。
プランターのバラも縮こまっている。菊も冬至芽のままじっとしている。彼岸花も葉のままで越冬体制に入っている。
見出し写真はすっかり枯れ木のようになって冬越しをするクレマチス。どれも寒々しいとは思わないかい。

 

 

水仙もまだつぼみの寒さ。
 
梅はつぼみが膨らみ始めた。私のコンデジでは写真は風流には映るけど…つぼみの具合を子細に観察できないのが困るのだ。梅林の様子はそれなりに映るけどね…

 

そこで庶民の味方・百均(ひゃっきん)に出かけマクロ(接写)用のレンズを108円で買ってきた。格安スマホに取り付けると以下の通り。






上の写真ではマクロ用とワイド用とレンズを二つ付けている。このとき撮った写真が次の風景写真。
河川敷とかがワイドに映ってるよね。
 
次にワイドのレンズを取説通りにくるくる回して外し、接写用レンズだけにしたんだ。
そうして撮った梅のつぼみ。春が待ち遠しそうな様子がクローズアップされてるやろ。

   

こちらはまもなく咲くはずの寒桜のつぼみ。例年は11月から年末ごろには咲いているのに…今年は作秋の異常気象のせいか、調子を狂わせている。まだつぼみのまま。咲くのは2月になりそうな感じ。


よく見ると、春らしい気配が十分するね。


こちらはまだまだ堅い染井吉野のつぼみ。この寒いのにのんびりできるものかという…とんがった感じやな。


この冬の異変はもう一つあった。日向の地植えのバラがやけに元気が良いことなんや。日照時間が例年よりも多いからかなあ。
葉が赤いのも霜焼けや病気ではなくて、リンゴのほっぺみたいに生き生きと赤い。元気の良さのあらわれみたい。
  

マクロで撮ったバラ。元気そうでびっくり


もうすぐ卒業式の季節。ボケの花がつぼみを膨らませ、咲く準備をしていた。これもマクロレンズで見たら…いかにもつぼみが膨らみかけているって感じがするんじゃない
   


コンデジではかなり接近しても以下のような感じだよ。100円レンズの威力は凄い


100円のマクロレンズとスマホで見た石畳の表面  普段はコンクリートのただの白い石の表面にしか見えないけど  細かい砂粒が見えているやろう  すごいと思わないか