梅雨の中休み。珍しく晴れた2020年7月2日。我らがインストラクター齊藤先生は晴れ男の典型なので、この日も気持ちよく晴れ上がり一行はたいへん幸せな気持ちになった。感謝
さて、当日は京阪電車を降りて、ケーブルカーには乗らず、巨大な五輪塔のそばを通って、杉谷不動堂に至る山道をあえぎあえぎ登った。
見出し写真は地を這うカクレミノ(グーの葉やな。ぐーチョキぱーのぐー)。
次なる写真はトゲジチシャ(キク科アキノノゲシ属)大阪でも最近急に目立ち始めた頑丈な野草(帰化植物)。街中では京都府八幡市でものさばり始めようやな(笑)。この項「一日一花季節の野草」を参考にしてリンクを貼らせていただいた。この趣味のHPは美しいうえに楽しい感謝
入宋貿易の際、航海の安全を祈ったとの伝承もある巨大な五輪塔 ➡ 園芸種のヒマラヤユキノシタ(花が咲いたら美しい)
杉谷不動堂への道は鬱蒼と植物が生い茂り…青もみじがキラキラと輝いていた。何故かもみじは逆光で撮ると美しく なるね。
地図にもあるように…京阪「岩清水八幡宮駅」を降りるとすぐのふもとには山上に登るケーブルカーの駅もあれば、大きな鳥居や大小さまざまな祠(ほこら)があった。兼好法師が言ったように事情に通じた先達がいないと、迷ってしまうのも無理はない。その高良社(一の鳥居と二の鳥居の間)もあったよ。
男山散策路こもれびルートの頭上を通過するケーブルカー
男山散策路木漏れ日ルートで出会った植物たちをフォトチャンネルにまとめてみたから関心のある人は見てね。石清水八幡宮の 山上にたどり着くまでの23枚の写真があるで。
男山散策路木漏れ日ルートで出会った植物たち
こもれびルートで目の保養になったのはアジサイ。淡い色が微妙に変化する様はこの時期の素晴らしい見ものやで。この淡い色を楽しめるのも日本人(黄色人種の)黒い瞳の賜物なんだ。
色だけでなく、花の向いている方向も、受粉の前後で上から下に切り替えられたり
微妙な変化が面白い。フォトスケイプを使って市松模様のコラージュにしたけど、微妙な変化の様子が出ているかなあ
山頂付近にあったカクレミノ(ウコギ科)。カクレミノの葉は芽吹いたばかりのとき(グーチョキパーのグー)と幼少年時代(チョキとパー)と成木(再びパー)とで葉の様子が変わる。この項を書くにあたってWeb上で確かめたことと全く同じことを我らがインストラクター齊藤先生はユーモアたっぷりにわかりやすく話されていた。Web上で参考にさせていただいたのは岡山理科大生物地球学部生物地球学科HPや岡山県立朝日高校の研究紀要。高橋一成先生ありがとう。
木津川・宇治川・桂川の三川合流地点付近の地図。男山の展望台からは地図上の京阪電車の鉄橋が大迫力で眼下に見えた。
左手に遠く見えるのは比叡山。右手の赤白煙突は京都市のごみ焼却工場やろな。煙突の手前が多分淀の競馬場。
正面の雲の下にかすんでいるのが比叡山。滋賀へ至る隘路を隔ててそのすぐ右手が大文字山かなあ。春には左手前下に桜の名所・背割堤のピンク色が浮かんでくるねん。
谷崎潤一郎の文学碑 ➡
ここから下り坂で キイチゴ➡ ムラサキニガナ(キク科)➡ タブの木
タブの木は京都の自然200選に選ばれた樹齢700年の大木。
松花堂弁当ゆかりの泰勝寺(参拝・拝観は要予約)。たまたまヒットしたこのお寺にお詣りした人のブログが良い感じだった。一度拝観したいな。ちなみに、松花堂弁当は懐石料理の流れを汲むとすると…もともとはお茶会の前の軽食らしいな。懐石料理は一汁三菜を基本にするらしいから幕の内弁当や会席料理とは基本的に別物というわけや。フーン、知らんかった。
臨済宗妙心寺派はSDGs(持続可能な開発目標)に取り組んでいますというポスターが良かったね。そこで目にしたユニセフのマンスリーサポート。ひと月3000円は俺にはちときつい。高齢者年金生活者にはひと月1000円のコースもありとしてほしいなとひそかに思っている。