11月の第一木曜日は好天に恵まれた。近鉄けいはんな線を学研奈良登美が丘駅で降り、けいはんな(京阪奈)公園で一日、小春日和を楽しんできた。
見出し画像はたわわになった柿。秋の陽光に輝く。
広大な公園のすべてを一日でまわりきるのは不可能。今回は水景園と芽ぶきの森を中心に見てまわった。先ずは水景園の滝。涼し気な滝と紅葉のコントラストが良かった。
水景園の滝VID20231102110236

緋鯉の群れ。循環する水の中ゆうゆうと泳いでいたね。

水辺にシュウメイギクが咲いていた。名前にキクとは付くけどキンポウゲ科。アネモネの仲間。でも、菊の仲間みたいな外観。

ヨメナはキク科シオン属の野草。たくましく美しく咲く。ムコナとかいう草花もあるらしいが、俺は断然ヨメナの方が好きやな。

この時季にしかお眼にかかれないコウヤボウキの花。
これはキク科の木。草ではなくて木。

里山の中に入ればコウヤボウキはどこでもフツーに見られるポピュラーな落葉低木。高野山では竹を植えることは禁じられたそうだ。竹は商品価値もあり欲望を刺激するので修行の妨げになるからなんだと。代わって高野山ではコウヤボウキが重宝され、箒の材料にされたのだと。
花期は9-10月というが、今まで見たことがなかった。見落としていたのかなあ。いずれにしてもコウヤボウキの花の群落を見たのは初めてで、季節の巡り合わせの不思議に感動した。

コスモスもキク科。コスモス属の草花。

今回はブログの画像取り込み機能が一層充実したとかで、以前と使い勝手が違った。わかりやすく教えてくれる助っ人を頼む。