酔い日は佳い日

日々の食卓、晩酌事情。by こたりん

何か足りない・・・

2014-08-21 | 酒風景
ゴーヤー(旭川産家庭菜園もの)を頂いた。
思えば久々な、チャンプルーでもこさえようか。


いつもは、沖縄でよく通った店のそれを真似て
肉、豆腐、卵だけの(食べる時には鰹節)チャンプルーだが
今回は玉ねぎを加えマイルドなテイストに(近頃、努めて玉ねぎを摂るようにしている)。

肉に豆腐に・・・・


ありゃ、肉が入っておらぬ。
ふと見ればテーブルの上に豚バラがぽつねんと(笑)

でも旨いゴーヤーチャンプルー(自画自賛かよ)。
旨みの決め手は豚の脂かと思っていたが、ダシ粉があれば良いということか。
ともあれ、頂いたゴーヤー(レモンのように可愛い)は肉厚で美味。
久々にめんそーれな気分(どんなんだ)を堪能できたのだった。


このチャンプルーでコーレーグースを使い切ってしまった。
また再びお取り寄せ決定。

ところが、この通販というやつが問題。
5千円以上お買い上げで送料無料!とかを目指すべく、せっかくだからといつも大量購入。
ランチョンミートやらレトルト食品だの塩蔵の海藻類だの
あ、忘れちゃいけないホーメルの辛いソーセージ。

また太るではないか(笑)

春から体重が不覚にも絶賛増量中

茄子生活 米ナスの巻

2014-08-20 | 酒風景
有り難くも夏の味覚に恵まれているこの頃(その事)。
米ナスを使って田楽をこさえてみた。


身がとろとろで、なんと美味しいこと。
ただ目をつむり「うん~」と唸るだけで、その表現は芸のないレポーターのようだが
何か面白いことをやろうとするヒマがあるなら味わうことに集中すべし。

和食でもお馴染みの茄子ゆえ、
京野菜か何かかな思いきや、アメリカ由来の品種。だから米ナス。

そう知ったのは食に興味を抱いたけっこういい年になってからなのだが、
さらに何かで読んだか聞いたかしたことには
現在食卓に上がる野菜で日本古来の品種は数える程度だとか(諸説あるが)。

たとえばトマトは観賞用として江戸時代に伝わったもの。
お馴染みの大根やカブでさえ、ルーツをたどるとどうやら日本じゃないらしい。
まあ、あまりにもすっかり定着しているものだから今さら違和感なんぞ持ち合わせちゃいないが
逆に気になるのが地球の裏側から運んできた珍しい海外の野菜。

それを取り扱う店もちらほらとあり、「栄養価がスッゴイんですぅ~」とかPRしとるが
だからってひと月の栄養をそれで満たすわけじゃなし
ああいうのは珍種として、その日の食卓の数ある料理の中の一つの話題として存在していれば
それでいいんじゃないかと思うのだが。
そういうのがあると食卓はたしかに楽しい。
自分も時々そういうのを買うが、正直言うと話のネタだ(笑)

あえて注目するなら伝統野菜と呼ばれる日本古来の野菜はどうか。
たとえば賀茂なす、下仁田ネギ、沖縄の島人参など
美味しいとか栄養がどうとか以前に、日本を知ることになる。

みんなで島人参を食べよう!という話ではない。
せめて国産という考えに関心を高めることで自給率が高まるんじゃないだろうか。
ちなみに野菜の自給率は八割くらいだとか。

1個のナスから話が長くなった。
やはりナスには人の心をすっと冷静にさせる何かがあるな。

ひんやり。

2014-08-19 | 酒風景
昨夜は程よく冷えた酒とともに


ナスの揚げ浸し。前日夜に仕込んで冷やしておいたもの。

盆が過ぎて、急に朝晩が涼しくなった。
すなわち、ようやく冷や酒が美味しくなる。
暑い中ではビールが水っぽく感じるように、冷や酒も味わいに欠ける気がするのである。

そんな時に夏野菜。しんみりと身体が休まる思いがして美味。
揚げ浸しは、冷やすと一旦熱くなった野菜が
味の記憶を取り戻したかのように冴えるから好きだ。
また、油っ気さえも甘く感じる(うちのはただのキャノーラ油ですが)。

おろしと生姜を添えて、いっそう酒が引き立つ。


ああ、なんだかホントにしんみりとしてくるのは
八月病を患っている身体に効いている証拠だな。

世間には五月病というのがあるが、自分の場合、八月にそれが訪れる。
夏だ、ビールだ、祭りだ、レジャーだと、あっというまにそれは通り過ぎ、
終わってみれば心に秋風が吹く。



はやく新そば食べて治療しなきゃ。

ナス三昧。

2014-08-18 | 酒風景
茄子をいただく。


長いのやら丸いのやらちっちゃいの。
どこの家庭菜園も豊作(しかも食べきれない)なようで、
おかげで何もしない我が食卓も潤うという食物連鎖が成立。嬉しいかぎりである。
しかしながら頂戴した量はこんなものではなく、うちだって食べきれるかどうか(笑)

まずは手っ取り早く…


焼きナスが良かろう。
手っ取り早く美味しいもんね。指が熱いけど。

こういうイカした肴にはイカした酒を。


男山スパークリング。蔵元限定品。
少し前にK子嬢より頂いたもの。どんなふうに味わおうか思案しつつ冷蔵庫で冷やしておいた。
近頃、大手酒造メーカーなんかでも出している軽くてしゅわしゅわな酒だ。
男山のこれは、大手さんのより発泡が細かくでしっとりしている感じ。
これがなんとも、ナス焼きに、しかも生姜醤油なんぞと相性ピタリ。
シャンパングラスなんぞ使わずにぐい呑など厚手の陶器で呑るとなお旨いかも。

茄子を焼いてる間に、小さいなすはサクサク切って揚げ浸しに。
今日はその揚げ浸しをおかずにして、米ナスのチーズ焼きでも食べようかな。

やきとん

2014-08-17 | 酒風景
昨夜は友人らと飲み会。

美瑛産のブランド豚を食べさせる店で開催。
時々はお邪魔する店であるが、以前から宴会メニューに興味あり。

さてさて


一例。
自家製鶏燻製ハムのサラダ
ビンチョウマグロの燻製カルパッチョ
いぶりがっことクリームチーズ

そうそう、親会社は燻製を得意とする食品会社。
どうりでその手のものが多い。


一例その2。

美瑛豚のやきとん。焼鳥ならぬ焼豚である。
いたずらにタレなどで味をつけてない、最低限の塩味で。という感じ。
で、けっこう大きい。

なんだかんだでボリュームありなメニュー構成。
終わってみればお腹もいっぱいである。
余しちゃいけないが、宴会は余してしまいそうになるほど料理はたっぷりな方が、やはり良いのである。

もう年だから、けっこうキツいけどね(笑)