あおしろみどりくろ

楽園ニュージーランドで見た空の青、雪の白、森の緑、闇の黒の話である。

7月21日 Birthday at Broken River

2013-07-21 | 最新雪情報
今日で僕は45歳になった。
40代も半ばを越えてしまったわけだ。
だからどうという事ではないが、今年の誕生日は全てがうまく回った。
最初の予定ではブロークンリバーまでお客さんを送って、そのまま別のお客さんを拾って帰ってくるはずだったのだが、山から下るお客さんはキャンセル。
しかも山へ上がるお客さんの飛行機が1時間半も早く着いた。
それならば、というわけで何本かお客さんと一緒に滑った。
クラブのメンバーは僕の誕生日だと知ると暖かく声をかけてくれるし、手作りのビールをご馳走してくれる。
家に帰れば女房がご馳走を作ってくれるし、バースデーケーキも焼いてくれた。
誕生日という区切りの日に一番好きな山へ行き、ご馳走を食べ、旨いワインを飲み、言う事なしである。
ブロークンリバーの山で僕は手を合わせ山の神に感謝の意を唱えた。
全ての事に『ありがたや』である。


今日のお客さんクリスはシドニー在住のお医者さん。バックカントリースキーが大好きという人とは人種、国籍、社会的地位を越え、すぐに意気投合できる。


誕生日にということでクリスが撮ってくれた。今日この場所に立てるとは思わなかった。


午後も遅い時間に山に上がったので、パーマーロッジは影の中だった。


この山が好き。この小屋が好き。そしてここの人が好きだ。


顔なじみのメンバー、ジムが誕生日のプレゼントに自家製ビールをご馳走してくれた。
ベルギースタイルのダークビールでさくらんぼが入っているという。
味はと言うと、バカうま(死語)である。


そのジムの子供達が夕暮れ迫るゲレンデで遊ぶ。


帰り道、月が出ていた。


家に帰ると娘がビールを開けてくれた。銘柄はMontieth Original。僕が一番好きなビールだ。
このビールの話だけで一つネタになるくらい好きなのだ。


そして2007年もののピノノアール。前菜はいただきものの羊の乳のチーズ。
友達曰く、このチーズが冷蔵庫にある時は冷蔵庫のそばにいるだけで幸せになれる、それくらい好きなんだそうな。
確かに旨い。そしてワインに合う。


今日のメインはコロッケ。たかがコロッケ、されどコロッケ。
コロッケは材料費は安いが手間がかかる。こういう物を本当のご馳走と言う。
家ではパン粉もその場で作る生パン粉。挽き肉は豚挽き。
油も新しいので油の切れ良く、カラッと揚がる。
写真で旨さが伝えられないのが残念だ。


デザートは自家製チョコレートケーキ。
甘さは控えめ、チョコレートは良質のやつをふんだんに使ったものだ。


プレゼントはTシャツ。
LIVE SIMPLY シンプルに生きよ。「ハイ、そうします」


山の神に、食べ物に、友達に、そして家族に「ありがとう」と言いたい。
たとえヒゲでジョリジョリでも。
コメント (6)
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7月20日 Porters

2013-07-21 | 最新雪情報
クライストチャーチは曇り、街を出てしばらくは霧で視界は悪いがスプリングフィールドからは雲ひとつない快晴である。
冬休みの中の週末、天気は快晴、そしてイベントと重なり、この日のポーターズはとても賑わった。
駐車場は満杯で、かなり下の方に車を停め、シャトルバスで上がってくる人も多かった。
リフト待ちも普段よりは長く、特に初級者エリアは混雑していた。
Chillが主催するイベントGromfest、要するにちびっ子ジャンプ大会が行われた。


こういうイベントで一番気になるのは天気。この日は天気も味方してくれた。


カメラマンは旧友ブラウニー。おしゃべりしながらのんびりと写真を撮る。


ブラウニー曰く「大人の大会は真剣すぎて楽しそうじゃない。子供は皆、楽しそうだ」同感である。


おっと、ちびっ子だもの、こういうこともある。一番近くにいた僕がスキーを履かせてあげて、大会は続く。


場所はT3脇。日当たりも良く、リフト待ちの人からもよく見える場所だ。


お昼はみんなでバーベキュー。手助けをしたので僕も一つもらった。


わきあいあい、みんな仲良く。


T3の乗り場の列もいつもより長い。


無風快晴。山は平和だ。


西の方には雲があるが、この天気はまだ続きそうだ。


影に入ると寒いが日向はポカポカ陽気。雪質も完全に違う。


こんな時はビッグママ。


ブラウニーがママを滑る。
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