安全問題研究会(旧・人生チャレンジ20000km)~鉄道を中心とした公共交通を通じて社会を考える~

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こんなにおかしい!ニッポンの鉄道政策
私たちは根室線をなくしてはならないと考えます
国は今こそ貨物列車迂回対策を!

水樹奈々@Presenter(プレザンテ)

2006-02-22 22:34:58 | 芸能・スポーツ
「アーティスト発掘オーディションマガジン」として最近創刊された「プレザンテ」(Presenter)誌の表紙を我らが水樹奈々様が飾っていらっしゃる。
コンビニなどでも売っている表紙がキンキラキンの雑誌。ご存じの方もいるだろう。
プロのアーティストとしてデビューをめざす人たちが、この雑誌の応募はがきを使ってオーディションを受けられると言うところに大きな特徴がある。インディーズレーベルのお眼鏡にもかなわず、埋もれている人材に光を当てようという試みだろう。

それはともかく、最近、水樹奈々が声優雑誌などのいわゆる「アキバ系」でない、一般の音楽雑誌に登場することが多くなってきた。今回の「プレザンテ」も、水樹奈々と並んで表紙を飾っているのが倖田來未であることから純然たる音楽雑誌であることがわかる。
もともと演歌歌手をめざしていただけに歌唱力には定評があったが、彼女に限らず、かつては声優というだけでこうしたメインストリームの雑誌からお呼びがかかることはなかったと言っていい。

そういう意味では、音楽業界が水樹奈々を評価し始めたことを嬉しく思うが、一方でこのところの日本の音楽業界はCDの売り上げ不振に苦しんでおり、1位でも2~3万枚のセールスしかないということも珍しくない。そんな音楽業界が、とにかく売れるものなら何にでもすがりたいと、水樹奈々を救世主のように思っている節もあるから単純に喜んでいいのだろうかという疑問もある。

現段階で結論を出すのは慎まなければならないが、最近の一般音楽誌における水樹奈々の扱いを見ていると、声優として初めてメインストリームの地位に手が届きつつあるように思う。CDの売り上げ全体が低迷する中で、相対的に水樹奈々が浮き上がってきただけだという見方もあるだろうが、1対0でも勝ちは勝ち、9対10でも負けは負け、という見方に立てば快挙であることは間違いない。

しかも、声優系アーティストの立場を維持したままこれだけ注目される存在にのし上がってきたというのも凄いことだ。椎名へきるのように、脱声優化をめざした挙げ句、オタク界、一般音楽界の両方から異端視されることになった例もある。声優と歌手は、声で商売をする職業という点で一見似ているようだが、「顧客層」が全く異なるため、意外に転身は難しく、単に「今までの殻を打ち破りたい」「もっと売れたい」といった軽い動機で転身してもうまくいかないのである。

そのように考えると、声優系アーティストの看板を維持したまま歌唱力で正々堂々とメインストリームに挑み、その力を認めさせた水樹奈々という人は本当に凄いのである。
そのうち、“CDでーた”“WHAT's IN”“Rockin' On”などの一般音楽誌に、声優系アーティストとしての水樹奈々が普通に登場する日が来るかもしれない。

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