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2016年01月20日 に書かれた記事

2017-01-21 | Weblog
2016年01月20日 に書かれた記事をお届けします。
心理学における測定」講義ノートより

●自然科学の測定は、測定されるものに影響されないように、測定の標準化がなされている●人が対象の場合、測定されていると意識したとたん、変化してしまうことがある 例 ①ホーソン研究   ・作業環境の影響を調べようとした   ・どんなでもあまり差がない   ・実験の対象であるという意識が能率を高めた   ②実験者効......
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運転ヒヤリハット

○ゆっくりと右折しようとした。 横断歩道、ゆくりとおばーさんが進入してくる。 腰がまがっていて視界にはいるのが遅くヒヤリ○信号が2つ視野に入る。一つ先の信号が青。手前は赤。一つ先の信号が視野に入り、赤で信号に入りそうになりひやり


自分のスポーツ歴

自分のスポーツ歴は、子どもの頃は、草野球、中学校では卓球、高校では体操部でインディアンクラブ(2本の短い棒を振り回す技能を競う孤独な種目)でした。大学時代は、アルバイトと通学に時間を取られて、まったくスポーツとは無縁でした。徳島大学に就職してからは、これまでずっとテニスです。今にして残念に思うのは、ゴルフをし......
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動物は笑う?

笑いに限りませんが、気持ちの喜怒哀楽は、顔の表情として表出します。笑いもその一つ、しかも、人に固有の表出です。怒りなどのネガティブ感情に伴う表出は、犬猫でもあるのになぜでしょうか。もっとも、動物愛好家なら、犬猫も笑うというかもしれせんが。ネット検索すると、類人猿には多彩な笑顔があるらしいです。

◆実体験欠乏症]心理学基本用語

2017-01-21 | 心理学辞典


◆実体験欠乏症

情報伝達のメディアの目覚しい発展ぶりが、間接体験による学習の領域を異常なまでに拡大してしまい、自らの手足を使っての実体験による学習の領分が極端に縮小してしまった。杉原一昭は、「物理学の高度な知識を振り回す子供」「実物の牛の大きさの感覚のない子供」「みたて遊びのできない子供」などを紹介し、彼らにおけるモノと接続しないことばの世界の肥大が、実体験欠乏症の一つの特徴であるとしている。

一方、大平健は、軽い精神的不調を訴える患者に特徴的に見られる、一流のモノへの異常なまでのこだわり(モノについて語らせると、とめどないので「モノ語り」と呼ぶ)に注目している。子供の極端なことばへの傾斜と、青年のこれまた、極端なモノへの傾斜とは、実体験欠乏という盾の両面にある現象のように見える。