月刊「祭御宅(祭オタク)」

一番後を行くマツオタ月刊誌

更新一時中止の訂正(><)

2006-04-05 22:08:20 | お気楽言葉
 読者の皆さまカムバックプリーズ(++;
 更新一時停止のお知らせをしましたが、近々、あと一度だけ大きな更新をいたします。
 詳細については、おってお知らせします。
 全国ん百万(?)の読者の皆さま、ご迷惑をおかけしてすみませんが、しばしのお別れの前に、今一度、このブログ、ホームともどもfttvをよろしくお願いします。

さとうきび畑 -11年前のカバーCD-

2006-04-02 20:53:51 | お気楽言葉
 さんまさんが主演し、名台詞「僕はこんなことをするためにうまれてきたんじゃありません。」で、話題を呼んだドラマ・「さとうきび畑」。題名と同名の主題歌「さとうきび畑」もまた、森山良子さんのカバーで再び関心が集まりました。
 実はこの「さとうきび畑」、11年前に他のアーティストによって、カバーされていたのです。カバーしていたアーティストの名前はEPOさん(呼び方が変なので以下敬称略)。「さとうきび畑」が収録されているアルバムは、UVA*1。彼女の南米ツアー時のライブ音源のMADURA、スタジオでの生撮りVERDEで構成されています。
 
 1995年頃はTRF等が活躍しはじめ、日本でDJが認知され始めていた時代に当たります。この時、高校生だった僕ですが、「小室ファミリー」がなんとなーく好きになれずにいた時、世界史の先生(この先生は無名時代の綾戸千絵さんを高校に招いてくださいました。)が知り合いだと話してくれたのが、EPOでした。そのころ友人がいらないCDとしてくれたのが、「百年の孤独」。一発で、その世界観にとりこまれてしまいました。その翌年、お年玉で自由に使える5000円の中から購入したのが、UVA。コンピューターを駆使した音楽が全盛を極めていた時代に、アコースティックギターや、コントラバス、南米の打楽器などを駆使した音は、非常に新鮮に聞こえました。

 自身の作る音楽に対して悩み、葛藤した姿が、彼女自身が書くCDのアルバム解説に書かれています。 

 *1 このアルバムでカバーされている「京都慕情」もお勧めです。

WBC3  -甲子園で福留選手に出されたサイン-

2006-03-23 01:01:00 | お気楽言葉
 WBCの日本代表チーム優勝の立役者の一人としてあげられるのが、福留選手です。
 予選では不振にあえぎ、とうとうスタメンをはずされるという憂き目にも会いました。
 そのような中で、首の皮一枚で残った準決勝。対戦相手は二連敗している手ごわいライバル・韓国。両者無得点が続く七回の攻撃。ランナーを一人おき、ここが貴重な先制点のチャンス!
 喉から手が出るほどほしい先制点に代打として送られたのが、福留選手。
その一振りは、二点を一気にきめる決勝ホームランとなりました。
 決勝戦でも、代打で登場。貴重な追加点を奪うタイムリーを放ちました。

 昭和52年度生まれの高校球児の中で、この福留選手を知らない人はいないでしょう。それは、52年度生まれの野球選手の中で最も偉大な選手だからです。
 夏の甲子園、彼が三年生の時の試合を見に行きました。
 PL学園の攻撃、ランナー満塁で回ってきたのは、「四番ショート福留君」。
 このチャンスに堂々たる風格で打席に入る高校生。甲子園は、「何かが起こるかもしれない」という異様な熱気に包まれました。三塁ベンチにいる監督のサインを振り返って見る福留選手。監督は右手をグーにして、ライトスタンドの方向へ打つ仕草をしました。
 そして、福留選手はそのサインをまねるかのようなバットスイングで、ライトスタンドに放り込みました。歓声というよりも、うおーという驚きの声をあげる観客。「ここで打ってほしい」という期待に見事に答えた福留選手。今思い起こせば、十年後のWBCでの大活躍を予期させる打席だったのかもしれません。
 
 今年も春の甲子園が始まりました。日本の野球界は、サッカーのようにプロのユースチームはなく、ほとんどの選手が高校野球を経験します。つまり、春夏の甲子園は、日本の中の15才から18才くらいの中では最高レベルの選手達が集う大会となっています。そして、WBCの優勝国となった今では、15才から18才の中で行われる世界最高峰の戦いといえるでしょう。
 日本の高校野球の人気の秘密。それは、世界最高峰のプレーヤーになる可能性を秘めた選手達が一同に集まる大会だからなのでしょう。

WBC 2  -世界最高峰のリーグとしての宿命-

2006-03-21 20:54:00 | お気楽言葉
 日本代表が優勝しました。単純に嬉しいです(^O^)

 確かに今回の優勝劇は、メジャーリーグで活躍するイチロー選手は必要不可欠な存在でありながらも、ワンマンチームというわけでもありませんでした。それは、国内リーグの選手達が、イチロー選手に負けぬ活躍を果たしたからです。

 サッカーにおいての世界最高峰クラブリーグは、華麗なパス回しのスペイン・リーガエスパニョーラ、ディフェンスの堅いイタリア・セリエA、スピーディなイングランドのプレミアリーグ、創造力溢れるブラジルの国内リーグ等があげられます。
それの野球版として、パワフルなメジャーリーグや、優れた外野手を擁するキューバのリーグ、気迫すさまじい韓国リーグと共に、世界最高峰のリーグとして緻密な野球のNPB・日本プロ野球リーグを挙げることが出来るでしょう。

 これまで、半分はお祭り気分で行われてきた日米野球も、これからは変わるかもしれません。日本は、ワールドカップ保持国としての意地があります。一方アメリカは、真の王者は俺達だといわんばかりに眼の色を変えて戦いを挑んでくることでしょう。また、メジャーのアメリカ国籍以外の選手も「あの」松阪を打ち崩してやる、「あの」西岡の盗塁を刺してやる、「あの」福留と松中から三振をとってやると、発奮することも考えられます。
 
 ワールドカップ保持国のリーグとしての使命が新たにできました。
 日米野球で真剣勝負を挑んでくる「あの」イチローを擁するメジャー軍団を、返り討ちにすることです。

落書き

2006-03-21 19:02:26 | お気楽言葉
 公共物への落書きはいけません。特に特定の人を差別する内容の落書きはゆるせないものです。
 その一方で学校の机等に好きな子の名前を書いたりした人は結構多いのではないでしょうか?
 繰り返しいいますが、内容の如何にかかわらず、公共物への落書きは許されざる行為です。しかし、殺人や差別ほど悪い行為ではありません。
 今、官民とわず、殺人や差別に対して寛容になる一方で、落書き等には過剰に厳格な規制が施されているように感じます。そのような社会へのアンチテーゼとして、やがて消される運命にある、思わず笑ってしまう落書きを紹介していきたいと思います。
 このコーナーで断っておきたいのは、落書きを推奨するものではありません。「人を殺せとおしへし」偉い人よりも、こんな面白いことをした人のほうが悪いこととされてしまう現実の存在を知ってもらおうという目的です。 
 
 一発目は、トイレの注意書きに濁点をつけたもの。海空高校の山下たろー君からのお礼状のようになっています。通報される危険まで侵して彼が伝えたかったものは?

ヘタレ

2006-03-09 22:53:12 | お気楽言葉
 ヘタレという言葉を辞書で調べましたが、該当する言葉はありませんでした。
 
 ヘタレといわれると、「意気地なし」とか「根性なし」のような言葉がおもいうかびます。
 そこの人!決して、「ftvの管理人」とは言わないでください!

 この「へタレ」の語源はなんなのでしょうか?
 根拠もありませんが勝手に考えてみました。
 
 説1
 「バテる」「ヘトヘトになる」ことを「ヘタル」という言葉から、すぐ「ヘタル」奴という意味で「ヘタレ」

 説2
 友達と話していて、その友達が言い出したことです。
 例えば、自分の大切な人が怖いお兄さんに因縁をつけられているとします。
 そんなときに「ヘタレ」の人は、大切な人を助けもせずに「俺関係ないしー」といいながら物陰で「プー」と「屁」を「タレ」ていることから「ヘタレ」

 新しい説、真実を知っている方は、コメントお願いします。 

古の屋台巡り

2006-03-05 22:32:40 | お気楽言葉
更新の容易なブログの普及で、ホームページの更新がとまっていました。
これではいけないと、今回血の滲む思いで、創りあげました(T_T)/
その名は、古の屋台巡り
やや小ぶりなものが多い古い名屋台はどうしても、大きなものにかえられてしまう運命にあります。その前に古い屋台の魅力を伝えられたらと思います。
第一弾は兵庫県加古郡稲美町草谷天神社屋台です。

返り咲き

2006-03-02 00:04:34 | お気楽言葉
1997年のことだったと思います。ワールドカップ予選で正確無比なパスと広い視野で、サッカー日本代表のワールドカップ初出場に多大な貢献をした中田選手。二十歳そこそこの選手の活躍に日本中が魅了され、僕もその中の一人となりました。セリエAでのオーバーヘッドシュートや、数々のキラーパスを決める様は、ファンタジスタの名前に相応しいものでした。歴史をぬりかえていく中田選手とは年が近いこともあり、おこがましくも祭の研究が軌道にのりかけていた自分の姿と重ねあわせていました。ただ漠然と「なにかすごいことをやれるんじゃないか」と期待に胸を膨らませていました。

しかし、日韓ワールドカップ後あたりから、中田選手も出場機会をもとめてチームを渡り歩くことがおおくなりました。また、日本代表においても中村選手や小笠原選手やチームの不振から、不要論まででてきていました。

そんな状態でのボスニアヘルツゴビナ戦。2-1で敗色濃厚な日本。ロスタイム間近、中田選手の眼光鋭い顔がアップでうつりました。その顔はワールドカップ本番中のような研ぎ澄まされた表情でした。そしてロスタイム、中村選手のクロスに頭から飛び込んだのは中田英寿!ボールはキーパーの横を擦り抜けネットを揺らしました。値千金のドローを呼び込んだのは中田選手でした。

劣勢時においても試合を投げないその心は健在でした。返り咲きを予感させる一撃。ワールドカップが楽しみです。

中田選手ウェブページhttp://www.nakata.net/

世界旅行 ミンパクのスヽメ

2006-02-27 19:53:00 | お気楽言葉
祭の研究を始めて間もない頃、僕は大阪府の吹田市に住んでいました。吹田市にある万博記念公園(太陽の搭がある公園)の中に、国立民族学博物館、略してミンパクはあります。

ここは、国内外各地の人々の儀式用具や民族衣装、生活洋品などが、丁寧な解説つきで展示されています。

写真はインドの山車です。一見日本のものとは似てもにつかぬものですが、車輪どめなどは、祇園祭のものとよく似ています。

何はともあれ、広大なスペースにこのような大きな展示物があるので、退屈はしないでしょう。

デートの場所にこまったら一度、ミンバクに行ってみてください。世界旅行ができますよ。


2006-02-27 19:35:50 | お気楽言葉
 就職活動の一般常識試験対策の参考書をよんでいると、代表的な俳句の中にこんな歌がありました。

 旅に病んで夢は枯野をかけ巡る

 この歌は江戸時代の俳人・松尾芭蕉の作品です。
 あまり芭蕉のことは知らないのですが、これを読むと芭蕉が旅に生きた人だということが分かります。そして、道中で力つきつつあっても、夢の中で枯野を駆け巡るほど旅を愛していた人だということも分かります。名作を求めて旅に出たというよりも、旅に出たから名作ができたのかもしれません。「奥の細道」たる書名も旅路にて「何やらゆかし」細道をみつけた経験からなのでしょう。

 僕も旅が好きなので、この歌にはすごく共感します。
 
 文学史は、入試や就職試験のために作者と作品名、派閥を血眼で覚えなければならない現実があります。でも、時には電車に揺られながら一冊の本をゆっくり楽しみたいものです。