●粉河寺の中の神社の祭
毎年、7月の最終土日は粉河寺内の産土神社で祭が行われだんじりが運行します。今年は新型コロナウィルスの流行により、祭でのだんじり運行は中止となりました。
町内の駐車場にだんじりを出し、引き回しも行われました。
↑粉河寺山門この門の向こう側に神社がある
↑粉河寺本堂と左手に見える産土神社の鳥居
↑産土神社
●据え置き形態から運行形態へのバージョンチェンジ
据え置き形態
祭の一日目は下の写真のように、「もちばな(ひげこ)」をたててかざられるとのことです。もちばなは、もともとの地元の呼び名、ひげこは、折口信夫が書いたことによって広まった呼び名だそうです。灯籠のようなものの上に竹が噴水のように周囲にたれさがっています。
運行形態
運行時はもちばなははずされ、提灯がともされます。よくみると、岸和田だんじりでみる舵とりようの後ろでこのようなものが前後についており、車輪にブレーキをかけるためのてこは、舵取り用のてこが長い方についています。
実際の運行時は前後の切り替えをてこを前後にもってくることでできる構造になっているようでした。
↑まずは、ブレーキ用のてこの入れ換えのみの映像。
↑こちらは、舵取り用のてこもいれかえる映像。方向転換もともなうときは舵取り用のてこもいれかえるようです。
この記事は、本町だんじり関係者Hさま、産土神社ご神職さま御一同のご厚意で書き上げることができました。御礼申し上げます。
編集後記
昨今話題になっているカルト教団の存在から、宗教団体の非課税をやめるべしという暴論を、カルト教団とのつながりがある輩が多数いた集団の実質ボスが発しました。
必要なのは我々のような祭を行う全うな宗教団体への非課税へのとりやめではありません。必要なのは、カルトとつながりある議員の更迭と、カルトの規制です。
こちらこそありがとうございました