昨日で今年最後の営業となった「保津川下り」
創業して400周年という記念の年を昨日、静かに終了した「保津川の川下り」
昨日の操船には、自分自身がこの「400年」にかけ取り組んだ
様々な出来事や人との出会いなどを思い浮べ下った。
前年度、遊船組合内で組織された委員会の長に任命されたあの日から・・・
昨年フランスから出てきて話題となった「110年前の保津川下りフイルム」
そのフイルムを来年、亀岡に貸し出して戴こうと、周囲の反対を押し切り
委員会メンバーと夜行バスで東京の近代国立美術館を訪れた暑い夏の日。
400年目の川を美しくしようと奉仕で清掃活動に
立ち上がってくれた若き船頭衆たち。
川を花盛りにしようと桜の植樹事業も立ち上げた。
市文化資料館・黒川館長の指導のもと、船頭たちの手作り制作で
完成したハイレベルな「保津川下り400年・記念展示会場」
一冬賭けて舞台設営と出演者交渉に当った「400年記念・川開イベント」
生憎の冷たい雨に見舞われたが、いやな顔一つせず最後まで演じて下さった
出演者とスタッフの皆さん。
市議会の西口議員の企画による「イギリス皇室への手紙」
地元保津のこども達の思いにイギリス皇室が応えて下さった。
亀岡市でも「保津川開削400周年」をすすめる実行委員会を設立して
いただき、官・学・民・産が一致協力した組織を結成、最終目標に
「保津川の文化的景観を世界遺産に!」という将来への大きな夢を
繋いで下さった。
大勢の市民が参加して下さった「保津川クリーン大作戦」
イスラエルとパレスチナのこども達と保津川に流す予定だった
「ピースリーフ&フレンドシップ・ささぶね流し」
丹波亀山城址のお堀に保津川の船を浮べライトアップした
「了以にであう夢開削・水の庵」
これからの「保津川」を担うこども達に、もっと深く
保津川の歴史・自然に触れてもらうために開かれた
「こどもシンポジウム2006」
400年に湧き上がる保津川に冷水を掛ける様に落ちてきたあの石。
進まぬ対策、低下する営業状況に組合始まって以来の危機的事態へ。
そして今だ来シーズンの運航形態のメドは立っていない。
しかし!
江戸時代初期から延々と受け継がれた伝統ある川下りの
姿を今もそのまま残している日本唯一の船「保津川下り」
今では数ある京都観光の中でも一種、異彩を放つ存在である
自然体感型・リアルネイチャーな観光業だ。
この節目の年に起った出来事。いい事も悪い事も全てを
受け入れ、その節から素晴らしい新芽が噴き出てくるそんな
「保津川下り」に成長できる機会にしなくてはならない。
自分自身にとってはこの「400年」の事業はまだまだ
不完全燃焼に終わった感が強い。「400年」はホンの
通過点に過ぎず、さらに新たな仕掛けをどんどん施し
保津川の魅力の再構築を図り、未来永劫伝えて
残してゆかねばならない使命がある。
そしていつの日か「世界遺産」に登録され、
日本の、いや!世界の宝として愛される存在にならねばないらない。
この寒い冬を耐え凌ぎ、温かくなる春には笑顔を取り戻せる様に・・・
創業して400周年という記念の年を昨日、静かに終了した「保津川の川下り」
昨日の操船には、自分自身がこの「400年」にかけ取り組んだ
様々な出来事や人との出会いなどを思い浮べ下った。
前年度、遊船組合内で組織された委員会の長に任命されたあの日から・・・
昨年フランスから出てきて話題となった「110年前の保津川下りフイルム」
そのフイルムを来年、亀岡に貸し出して戴こうと、周囲の反対を押し切り
委員会メンバーと夜行バスで東京の近代国立美術館を訪れた暑い夏の日。
400年目の川を美しくしようと奉仕で清掃活動に
立ち上がってくれた若き船頭衆たち。
川を花盛りにしようと桜の植樹事業も立ち上げた。
市文化資料館・黒川館長の指導のもと、船頭たちの手作り制作で
完成したハイレベルな「保津川下り400年・記念展示会場」
一冬賭けて舞台設営と出演者交渉に当った「400年記念・川開イベント」
生憎の冷たい雨に見舞われたが、いやな顔一つせず最後まで演じて下さった
出演者とスタッフの皆さん。
市議会の西口議員の企画による「イギリス皇室への手紙」
地元保津のこども達の思いにイギリス皇室が応えて下さった。
亀岡市でも「保津川開削400周年」をすすめる実行委員会を設立して
いただき、官・学・民・産が一致協力した組織を結成、最終目標に
「保津川の文化的景観を世界遺産に!」という将来への大きな夢を
繋いで下さった。
大勢の市民が参加して下さった「保津川クリーン大作戦」
イスラエルとパレスチナのこども達と保津川に流す予定だった
「ピースリーフ&フレンドシップ・ささぶね流し」
丹波亀山城址のお堀に保津川の船を浮べライトアップした
「了以にであう夢開削・水の庵」
これからの「保津川」を担うこども達に、もっと深く
保津川の歴史・自然に触れてもらうために開かれた
「こどもシンポジウム2006」
400年に湧き上がる保津川に冷水を掛ける様に落ちてきたあの石。
進まぬ対策、低下する営業状況に組合始まって以来の危機的事態へ。
そして今だ来シーズンの運航形態のメドは立っていない。
しかし!
江戸時代初期から延々と受け継がれた伝統ある川下りの
姿を今もそのまま残している日本唯一の船「保津川下り」
今では数ある京都観光の中でも一種、異彩を放つ存在である
自然体感型・リアルネイチャーな観光業だ。
この節目の年に起った出来事。いい事も悪い事も全てを
受け入れ、その節から素晴らしい新芽が噴き出てくるそんな
「保津川下り」に成長できる機会にしなくてはならない。
自分自身にとってはこの「400年」の事業はまだまだ
不完全燃焼に終わった感が強い。「400年」はホンの
通過点に過ぎず、さらに新たな仕掛けをどんどん施し
保津川の魅力の再構築を図り、未来永劫伝えて
残してゆかねばならない使命がある。
そしていつの日か「世界遺産」に登録され、
日本の、いや!世界の宝として愛される存在にならねばないらない。
この寒い冬を耐え凌ぎ、温かくなる春には笑顔を取り戻せる様に・・・