長く厳しい冬型気候も去り、やっと春らしいぽかぽか陽気の日々
に季節は移り変わりました。
この陽気に誘われて、京の名勝・嵐山の桜が見ごろを迎えております。
桜の名所が多い京都にあって、毎年、上位の人気を誇る嵐山の桜。
山麓から中腹部にかけて淡い薄紅色の花を付ける桜の木々は
大堰川の水辺の美しさも相まってなんとも風流で雅さを醸し出します。
1時間あまり保津川渓谷を抜けてきた保津川下りの船からも
嵐山へ近づく小倉山麓まで下って来ると、両川岸の桜が出迎えてくれます。
船に乗られていたお客さんからも「うぁ~きれい~」と大きな歓声が起こります。
まさに新しい季節を感じられる瞬間ですね。
見る人の気持ちを、華やかな気分にさせてくれる見事な桜です。
嵐山の桜の歴史は、鎌倉時代中期の文永五年(1268年)十月に、後嵯峨上皇が
山の南東麓、現在の天龍寺の辺りにあった檀林寺跡地に「亀山殿」を造営して
出家したことに起因します。
後嵯峨上皇は山の春を楽しもうと、奈良吉野の桜を嵐山に移植したと伝えらえています。
その後、貴人だけでなく、長きに渡り、庶民の目をも楽しませてくれる
桜の名所として守られてきました。
「嵐山」という地名や山の名前も、昔人が山谷から吹く強い風に煽られて、
激しく乱舞しながら散っていく桜の花びらを見て名付けたとも云われています。
1千年のときのなか、多くの都人に愛され続けた
嵐山の桜は今では世界中の人々に愛されています。
嵐山の桜、いよいよ見頃です!
に季節は移り変わりました。
この陽気に誘われて、京の名勝・嵐山の桜が見ごろを迎えております。
桜の名所が多い京都にあって、毎年、上位の人気を誇る嵐山の桜。
山麓から中腹部にかけて淡い薄紅色の花を付ける桜の木々は
大堰川の水辺の美しさも相まってなんとも風流で雅さを醸し出します。
1時間あまり保津川渓谷を抜けてきた保津川下りの船からも
嵐山へ近づく小倉山麓まで下って来ると、両川岸の桜が出迎えてくれます。
船に乗られていたお客さんからも「うぁ~きれい~」と大きな歓声が起こります。
まさに新しい季節を感じられる瞬間ですね。
見る人の気持ちを、華やかな気分にさせてくれる見事な桜です。
嵐山の桜の歴史は、鎌倉時代中期の文永五年(1268年)十月に、後嵯峨上皇が
山の南東麓、現在の天龍寺の辺りにあった檀林寺跡地に「亀山殿」を造営して
出家したことに起因します。
後嵯峨上皇は山の春を楽しもうと、奈良吉野の桜を嵐山に移植したと伝えらえています。
その後、貴人だけでなく、長きに渡り、庶民の目をも楽しませてくれる
桜の名所として守られてきました。
「嵐山」という地名や山の名前も、昔人が山谷から吹く強い風に煽られて、
激しく乱舞しながら散っていく桜の花びらを見て名付けたとも云われています。
1千年のときのなか、多くの都人に愛され続けた
嵐山の桜は今では世界中の人々に愛されています。
嵐山の桜、いよいよ見頃です!