保津川下りの船頭さん

うわさの船頭「はっちん」が保津川下りの最新情報や、京都・亀岡の観光案内など、とっておきの情報をお届けします。

京都の夜・祇園で‘友’と語る。

2008-09-08 00:57:19 | 船頭の目・・・雑感・雑記
先週はやたら‘京都の夜’に繰り出すことが多かった私はっちん。

5日には、京都祇園にあるお料理屋「ととや」さんで、MBS毎日放送の報道記者をしている友人・米田さんと久しぶりに再会し熱く語ってきました。

報道番組「voice」の敏腕記者ぶりが認められ、昨年からドキュメント番組の制作担当に抜擢された米田氏。

春に放送された「映像’08・家族の再生」がこの度、ドキュメンタリー番組の賞を受賞すると聞き、二人で祝杯をあげたのです。

映像08は一時間ものドキュメンタリー番組を企画し交渉から取材、撮影編集までを一人でまかなうハードなもの。

しかしその分、作り手の視点と切り口が色濃く番組内に反映されるという点では、まさに作者の手腕が試される番組でもあるのです。

米田氏の視点はいつも、複雑で深刻な問題を取り上げながらも、ただ悲惨や同情を伝えるだけで終わるのではなく、そこに必ず‘希望’があるのだという視点を最後に視聴者に投げかけるのが特徴です。

「人間は誰も一人では生きていける者はいない、みな誰かを支え、また支えられ生きている」という事実に周囲の人々が気づくことに焦点を当て、問題解決の糸口を探ることを忘れない。

そんなところが評価されたのか、ドキュメント制作2作目という異例の早さでの受賞となった様です。

この賞、なんでもドキュメント制作部門では日本一と評される
価値ある賞というから凄いことです!

一流のジャーナリストへの階段を順調に駆け上がる
友を頼もしく感じました。

私の空手道場に通う子のお父さんが経営するお料理屋「ととや」さんの松茸ずくしの上品な京料理に舌鼓を打ちながら、家族のこと、仕事のことなど積もり積もった話を語り合いながら「祇園の夜」は更けていきました。

帰り道、祇園のネオンの灯が私達二人の未来を照らす光のように、やたら眩く温かく感じられる夜でした。

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