保津川下りの船頭さん

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アフガン日本人拉致事件で悲報が・・・

2008-08-27 23:49:48 | 船頭の目・・・雑感・雑記
昨日からアフガニスタン東部のジャララバード近郊で
拉致された日本のNGO(非政府組織)「ペシャワール会」
(本部・福岡市)所属のボランティア伊藤和也さん(31)
(静岡県掛川市出身)の事件について、最悪の結末を迎える
という悲報が届いた。

今日(27日)午後に開かれた緊急記者会見で、山本一太外務副大臣
は、拉致現場近くで発見された日本人らしい男性の遺体は
伊藤和也さんであるとの「現地から連絡があった」と発表した。

タリバン政権崩壊後、混乱を極めるアフガンの自立支援の為
農業指導に情熱を注いでいた方の身に起こった悲劇。

以前、カブール大学と天理大学地域文化研究センター、
NPO法人クロスアーツとの共同制作された今のアフガンの
現状を3つの角度から活写したドキュメンタリー映画
「カブールトライアングル」を観てアフガン自立支援活動を
視野に入れていた私にとっても衝撃のニュースであり、
この最悪の結末に言葉もありません。

今はただ伊藤さんのご冥福をお祈りし、ご家族の方へお悔やみを申し上げます。

アフガニスタン当局も含めて犯人側との接触はないらしく、
またイスラム原理主義勢力「タリバン」が犯行を認めたとの
報道もされているが、今回の事件が今後のアフガニスタンでの
自立支援事業を進める日本のNGO活動にどのような影響が
でるか、とても心配である。

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