保津川下りの船頭さん

うわさの船頭「はっちん」が保津川下りの最新情報や、京都・亀岡の観光案内など、とっておきの情報をお届けします。

加藤寛治さんが「逃亡者おりん」に出演

2007-02-09 00:28:15 | 映画・芸能界
今日9日(金曜日)TV東京系列で放映される
人気時代劇「逃亡者おりん」に加藤寛治さんが
やくざの丑松(うしまつ)役で出演されます。

誰ですか?はまり役すぎる・・・って言っている人は!

でも、加藤さんが出演された数々の映画やテレビの中で
「やくざ役」はかなり多く、また本当に上手いと感じます。
ドスの効いた声の出し方、高圧的な態度、恐い表情など
どれも特長をよくとらえ、本職の方と間違えるほどの演技です。

今回は江戸時代の渡世人の役ですね。
どんな風に演じられるかとても楽しみです。

「逃亡者おりん」毎週金曜日20.00~20.54 テレビ東京系列
逃亡者おりんHP

麺はっちん、インスタントラーメンの殿堂に参上!

2007-02-08 14:50:15 | 京都情報
自他ともに認める無類のラーメン好きである
私はっちんがとうとう「ラーメンの殿堂」の地を踏んだ!

その地とは、大阪府池田市にある「インスタントラーメン博物館」。
日本が生み出し、今や世界中の人々に愛され、食されるまさに
日本が世界に誇れる世紀の発明品であるインスタントラーメン。
その殿堂ともいえるのがこの「インスタントラーメン博物館」だ。
1999年11月にオープンしたこの博物館は日清発祥の地・池田市に
日清食品の創業者安藤百福氏が建てたもので、手作り体験などに
よる楽しい趣向も凝らされ、インスタントラーメンの全てわかる
博物館として人気を呼んでいる。


館の入り口であるガラス張りで日当たりのいい綺麗な
エントランスを貫けると、安藤氏が人類史上初の
インスタントラーメンを開発した小屋が展示されている。
小屋の内部には開発研究を進めていた当時の流し台や調理器具が
セットされており、当時の風景を忠実に再現してたという。

裏庭に建てた、大した調理器具も設備もないこの小さな小屋で、
安藤百福氏は寝食も忘れてインスタントラーメンの
開発に情熱を注ぎ、数々の困難を乗り越え、世界初の
インスタントラーメン「チキンラーメン」を世に出して
今の日清食品を創り上げた。
モノづくりに賭けた人生の‘魂’を感じれる場所だ。

安藤百福氏は、世界初のインスタントラーメン「チキンラーメン」
の成功を皮切りに、これも世界初のカップ麺「カップヌードル」を
発明、現在、全世界で年間850億食も食される新しい産業を
創造した日本の偉大な企業家。私の母校の大先輩でもある。

今や「世界の日清」といわれる企業が、どの様な食品開発と
企業戦略により現在の隆盛を得たかがわかる年代表による
展示がされている。時代を素早く読む企業戦略とチャレンジ精神は
学ぶところが多く、参考になる。

また、インスタントラーメン発明の物語を子供でもやさしく
理解出来るようにアニメーションで観せてくれるミニシアターも
完備されいるので、親子連れでも退屈せず、ラーメン発明の歴史と
精神に触れられる心配りが施されているのうれしい。

また‘観る’だけにはなく実際に‘作る’という楽しみも
提供してくれている。
カップヌードルの製造過程の一部門を体験できる
「ラーメンファクトリー」と自ら小麦粉を練りチキンラーメン
の手作り体験が出来る「チキンラーメン手作り工房」があり
発明、開発の発想の原点を実体験できるコーナも設置されている。

「ラーメンファクトリー」では自ら自由にカップをデザインする
‘世界で一つだけ、自分だけの「カップヌードル」を作る。
工場の工程を再現したコーナで、カレーやシーフードなどの
スープの中から好きな味を選び、えびやなるとなど好きな具材を
トッピングし、カップヌードルが出来るまでを楽しみながら
体験、体感できる。

「チキンラーメン手作り体験工房」では、安藤氏がチキンラーメンを
開発した時の手作り感を体験できる。
小麦粉を練るところから始め、まな板で伸ばし味付けをし、
油で揚げ、袋に入れて完成するまでを体験できる。
オリジナルの袋も作り、自分が作った自分だけのチキンラーメンだ。
自分で作って食べると美味しさも格別だ。


そして、最後は「日清インスタントラーメン」の歴代商品が
全て展示してあるラーメントンネル。

展示フロアーの壁と天井を使い、初代チキンラーメンから最新の
「行列ができるラーメン」シリーズまで発売年代順に並べてある
ラーメントンネルは圧巻!
インスタントラーメン全盛世代の私にとって、ラーメンの歴史は
自分が生きてきた歴史とも被る。特に商品を紹介したCMは
チキンラーメンはもちろん「出前一丁」「カップヌードル」
「どんべい」「UFO」などは、その商品を見ただけで
映像とBGMがはっきり思い出せるものばかり。
♪育ち盛りは食べ盛り~ごまの健康 アラヨッ!出前一丁♪
そして浜田省吾に尾崎豊、中村あゆみに大沢誉士幸など・・・

そして、私のニックネームのもととなった一品
「麺八珍」とも25年ぶりの再会を果たした。
まだ子供でラーメン屋に行くほどの小遣いを貰っていなかった
私にとって即席ラーメン「めん八珍」との出会いは衝撃だった。
それまでの固揚げ麺ではなく生に近い麺の柔らかさ、と
中華そばの風味に感動した。
このラーメンを好んで食べる私を、人はいつしか
「はっちん」と呼ぶようになった。
それ以来、私はっちんのラーメンフリークとしての旅は
今も続いている。

‘人間の営みは食が基本’‘ひらめきは執念から生まれる’
‘知識より知恵を出せ’‘衝撃的な商品はそれ自身がルートを開く’
‘全社員が危機感持て’‘人のやれそうにない事をやるのが仕事’
などの安藤語録の中に企業人として大切な心得が詰っている。
この精神を基に、ウォークマンなど家電製品を押さえ
20世紀日本の最高発明品として世界の人々に選ばれた
即席めんという商品は生まれた。

そして阪神大震災や世界中の大惨事現場には
必ず「カップヌードル」の姿がある。

‘世界の食文化まで変えた’といわれ、世界中の人々に
愛される商品を生み出した偉人起業家の
「独創と不屈の精神」を体感できる博物館。
食の美味しさに加え、心にも栄養を与えてくれる
「インスタントラーメン博物館」。

是非、一度、訪れてみてはいかがだろうか。

★インスタントラーメン博物館
 大阪府池田市満寿美町8-25
 開館時間 9時30分~16時
(入館は15時30分まで)
 休館日 火曜日(祝日の場合は翌日が休館)
 年末年始
 入館料 無料
 ご案内ダイヤル TEL(072)752-3484

インスタントラーメン博物館HP

心の準備いいかい!「浜省の会」開催のお知らせ

2007-02-05 22:53:35 | 浜田省吾さん
浜田省吾ファンの皆様!お待たせ致しました。

今年最初の「浜省の会」を今月の19日(月)に、
京都は亀岡市の「京懐石・門」で開催します。

デビュー30周年を迎え、ますます活発なライブ活動を
展開する省吾さんに刺激を受け、我々「浜省の会」も
最高に盛り上げて参りましょう!

結成3年目に突入した我ら「浜省の会」。
年々、新規会員を増やし、浜省の歌と共に熱く人生を
歩んでいこうとする人の輪は京都近郊に広がってきました。

今回は今年最初の開催で、浜省さんの曲をBGMに
下関産のフグ鍋をつつきながら、省吾さんの歌、人となり
などをテーマに楽しく語り合いたいと思います。

またお約束の浜省さんのDVD鑑賞会もあり。

第二部では恒例の「浜省ROCK&ROLL all night!」
も予定しており、夜を徹して喉がかれるまで歌いまくります。

開始時間はPM7時00分です。

一部のフグ鍋のみの参加ももちろんOK!(会費は超破格!!!)
浜田省吾さんが好き!という方なら、

‘君が幾つだろうと、何をしてようと、恥ずかしがらないで~
 叫ぶんだフゥー!’大歓迎!どんどん参加して下さいね。

このブログをご覧の浜省さんファンの方、参加希望の方は
コメント欄へメッセージをお願いします。

豆まきと恵方巻きで‘幸せ’を感じて。

2007-02-04 01:34:48 | 船頭
昨日3日はご存知「節分」でした。

我が家でも「邪気を払い、福を招き入れよう!」と
みんなで恒例の「豆まき」を行い、お楽しみの
「恵方巻き」の丸かじりで勝負を賭けます。

昨年はまさに鬼よりも恐ろしい「魔物」が保津川に
住み着いた様な年で、その祟りではないかと
思わすような災いが多発した、近年にない最悪の年でした。
これが平安の時代なら怨霊の祟りを鎮めるために
「保津川大明神」なる神社が出来ていたかもしれないほどです。

「魔物」さんには申し訳ないのですが、あまり保津川に
長居されずにご退散いただきたくお願いの気持ちを
込めて、豆まきをさせていいただきました。

まあ、魔物さんもこの日は日本中の人々から厄介払いをされ、
行き場のない悲しい思いをされておられるとは思いますが、
何卒、弱き人間のささやかな願いとお目溢しいただき
気持ちをお鎮め下さるようにお願いしたいところです。

さて「恵方巻き」です。
今年も地元亀岡の名店「京懐石・門」さんに注文しました。
門さんは京懐石の料理屋さんですが、寿司の腕前も相当なもの。
家族で一本づつ、美味しく戴きました。

美味しい物を食べる時、人は幸せを感じます。
今年も門さんの「福の神」を巻き込んだ美味しい巻き寿司を、
今年の恵方である北北西の方角を向いて「家族みんなの幸せ」
「縁ある全て人たちの幸せ」を願いながら丸かじり。
包丁を入れず丸かじりする一口一口に「福の神」を
感じ、心で味わい、いただきました。

今年も家族揃っての豆まきと美味しい恵方巻きを
食べるという楽しい節分をしながら「人の幸せ」とは
何か?を意識しました。
家族の笑顔や自分の笑顔の中にそれを感じます。

災難や不運はもちろん好まざるものですが、
‘健康で今、生きている’この絶対の真実に歓喜の
気持ちを持ちたいと感じました。幸せは対岸の明日に
なるのではなく‘今、ここ’にあり、もうすでにもらっている。

願いはいっぱいあるけれど、先ず日々家族が元気に暮らさせて
貰っている事を感謝する気持ちこそが「福の神」を引き寄せる
最大の秘訣ではないかなと思いました。

そんな事を感じられた今年も節分。
幸せの予感がする今年の節分でした。


16年ぶりに立命館大学を訪問。

2007-02-03 02:11:51 | シリーズ・京都を歩く
昨日、わが母校である立命館大学を訪れました。

母校を訪れるのは同窓会以来で、16年ぶりとなります。

今回の訪問目的は、昨年、同大学・文学部の学生さんたちが
「京都と亀岡に挟まれる保津峡観光」の現状について
調査した結果を発表する「京都文化リサーチ実習報告会」
を傍聴するためです。

私も400年事業委員長としてインタビューを受けた縁で
今回の報告会へ招待いただいたという訳です。

16年ぶりに訪れた立命館は本当に大きく変っていました!

在校生当時はなかった近代的な校舎や広いキャンパス、
学部会館の綺麗なエントランスなどが、卒業してからの
長い月日の流れを感じさせてくれます。

私が在学当時は大きな看板に「ゲバ字」と呼ばれる手書きで
書かれた政治批判や人権問題などを主張する看板がある意味
立命館の名物でしたが、そういったモノは一切見られず、
アメリカの大学を思わせる美しいキャンパスとして
整備されているのには本当に驚きました。
反骨精神旺盛なバンカラで硬派なイメージがあった立命館も
今では国際センス豊かで純粋に勉学に勤しむ環境の大学に
様変わりしたように感じました。

在学当時はなかったモダンな建築を施した校舎が建ち並ぶ
その合間に、昔見ていた風景が残っていたりすると
妙に嬉しくなるものですね。

よく授業の合間にカップのコーヒを買いに行った自販機など
当時のままの風景を見つけると、「あの時の俺達」が
そのまま映像となって浮かび上がり、なにかタイムスリップ
した様な不思議な感覚に襲われます。

あの頃、この場所で将来を夢見ていた自分と、今の自分の姿が
あまりにもかけ離れいることに、正直驚きながらも、また
この様なかたちで母校を訪問することになった不思議な縁に、
人生の面白みを強く感じました。

そして同時に、もう若くない自分を改めて自覚できた瞬間でもありました。

まさに「青春の思い出のかけら」に触れる事が出来た一日でした。

立命館大学は、明治2年(1869)に当時国際派政治家でも
あった西園寺公望公が京都御所の邸内に開設した
私塾「立命館」の称号を受け継ぐかたちで、西園寺氏の秘書官
であった中川小十郎氏が大正2年(1900)設立した大学です。
設立当初は京都法政大学校という名称で、勤労者の大学教育を
目指す夜学として開校された、当時では画期的な学校でした。
今では小学校から大学院まである総合学園で、開校130年
を越える日本でも有数の歴史を持つ学校でもあります。