ある退職教師のつれづれなるままに

38年間の教職26.3.31退職
4月1日再任用。自分の目でみたこと感じた事など
つれづれなるままに記します。

その75 震災から1年、遅々とした復興。津波に勝てるか?

2012年03月12日 | 日記
 あの震災から1年。各学校では知事名で
「2時46分にそれぞれ黙祷すること。」との通達。

小雪降る中、各地で集会が相次いだ1日でもあった。

その中で、岩大の齋藤教授からの提言が残る
彼は防災専門委員長でもある。かって岩手山の火山の際防災マップを策定した人でもある。
一口にいって一向に進んでいない。と彼はいった。

地域で、それぞれどんな街づくりをするか検討している。そして、
津波に対して以前より巨大な防波堤をつくる計画が進められている。

「津波はまた必ずくる」
岩手は明治29年大震災、昭和8年そして今回とつなみ災害に合ってきた。
注目は田老である。
昭和8年の壊滅的打撃をうけ10mの防波堤を数十年もかけて造った。
ここに20mの津波。これをさらに上回る防波堤をつくるならば
ビル8階建に囲まれ
まるで刑務所のおりの中にいるようなもの。

高台移転等で
まず山や高台への逃げ道の確保を優先すべき。

(あの犠牲の多かった大川小は裏山避難しなかったのは道がなかったから。)
続く
津波は(想定以上)またくるのだから。






コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする